「200日間自転車無事故無違反ラリー」豊橋市内の3高校と中学16校が達成

　豊橋市と豊橋署などは18日、市内の高校全11校と中学全23校が参加した「２００日間自転車無事故無違反ラリー」の達成校を同署で表彰した。達成したのは２年連続の豊橋中央と、豊橋東、藤ノ花女子の３高校と中学16校。
　この日は、高校３校と桜丘中学の計４校の代表生徒に佐藤勇治署長から表彰状とトロフィーが贈られた。
　ラリーは自転車通学者の法令順守と交通マナー向上を目的に実施。
　昨年６月１日～12月17日の２００日間に、生徒が原因となる人身事故や交通違反を犯したりしないことが達成の条件。
　佐藤署長は市内で１日37件の交通事故が発生している現状を踏まえ「少し注意すれば自分の身は守れる。安全意識を高め、これからも安全運転でお願いします」と呼びかけた。
　約６５０人が自転車通学の豊橋中央高校は、近隣住民からの自転車に関する注意を生徒と職員で共有し、安全意識を高めてきた。同校生徒会副会長で２年の藤井隼斗さん（17）は「今後、生徒会としても対応策を作り、無事故無違反を継続したい」と話した。
（飯塚雪）