蒲郡市名誉市民に鈴木氏と金原氏

　蒲郡市は21日、市政発展など地方自治に貢献した名誉市民として元衆院議員・鈴木克昌さん（75）＝御幸町＝と、元市長の金原久雄さん（72）＝中央本町＝の２人に称号を贈る顕彰式を同市民会館で開いた。
　鈴木氏は１９８２（昭和57）年12月から93年12月まで県会議員、94年２月から99年10月まで市長、２００３年11月から17年９月まで衆議院議員を務めた。
　金原氏は１９９９年11月から２０１１年11月まで３期市長を務めたほか、12年４月から現在まで市社会福祉協議会と市文化協会の両会長を務めている。
　稲葉正吉市長は「今年４月に市制65周年を迎えます。今日までの市政発展のいしずえをつくって来られました。感謝します」と２人に名誉市民証と、それぞれの胸像制作の目録を鈴木、金原さんに手渡した。
　鈴木さんは「支えてくれた人にありがとうという最高の感謝の言葉で返します。蒲郡、日本の将来を描いていく活動として政経塾を続けていきます」、金原さんは「蒲郡駅の高架化での最初に入線した電車を迎えたのは感動しました。今後も市の発展を期待します」と謝辞を述べた。
（安藤聡）