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豊橋の駒屋で「福よせ雛」展示

物資の配給に並ぶひな人形たち=豊橋市の商家「駒屋」で
物資の配給に並ぶひな人形たち=豊橋市の商家「駒屋」で

 豊橋市二川町の商家「駒屋」で、「福よせ雛(びな)」の展示が開かれている。役目を終え、供養を受けたひな人形たちが、スポーツや芸能、農業など第2の人生を謳歌する姿を、来館者が微笑ましそうに眺めている。
 駒屋では、愛知・岐阜・鳥取・フランスの全25会場で開く「福よせ雛プロジェクト」に参加。同館では人形供養を実施し、寄せられた約700体を使って展示している。
 昨年の豊川用水通水50周年を記念して通水式の様子を再現したものや、地元のプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」の試合、二川と縁がある宝塚歌劇団にちなみ「宝塚駒屋公演」なる華やかなブースも設けた。
 庭の木にはブランコに乗る人形、建物外壁には泥棒など、至る所に人形たちが出現する。
 昨年の世相を表した漢字「災」にちなみ、南海トラフ地震を想定した「防災びな」も登場。避難所の避難民や炊き出しを作る人形たちの姿に、豊橋市立福岡小学校4年の河合琉留ちゃん(10)と弟の羅王君(4)は「いろいろなお雛さまがあって、すごくきれい。でも災害が本当だったらかわいそう」と心配そうに眺めていた。
 4月7日までの会期中に展示する人形が変化するのも楽しみの一つ。3月2日には「おひなさまになろう」(2月19日から申し込み)や駒屋バッジを付けた人形を探す「こまじいをさがせ」などの催しも開催する。
 問い合わせは駒屋(0532・41・6065)へ。
(飯塚雪)

 豊橋市二川町の商家「駒屋」で、「福よせ雛(びな)」の展示が開かれている。役目を終え、供養を受けたひな人形たちが、スポーツや芸能、農業など第2の人生を謳歌する姿を、来館者が微笑ましそうに眺めている。
 駒屋では、愛知・岐阜・鳥取・フランスの全25会場で開く「福よせ雛プロジェクト」に参加。同館では人形供養を実施し、寄せられた約700体を使って展示している。
 昨年の豊川用水通水50周年を記念して通水式の様子を再現したものや、地元のプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」の試合、二川と縁がある宝塚歌劇団にちなみ「宝塚駒屋公演」なる華やかなブースも設けた。
 庭の木にはブランコに乗る人形、建物外壁には泥棒など、至る所に人形たちが出現する。
 昨年の世相を表した漢字「災」にちなみ、南海トラフ地震を想定した「防災びな」も登場。避難所の避難民や炊き出しを作る人形たちの姿に、豊橋市立福岡小学校4年の河合琉留ちゃん(10)と弟の羅王君(4)は「いろいろなお雛さまがあって、すごくきれい。でも災害が本当だったらかわいそう」と心配そうに眺めていた。
 4月7日までの会期中に展示する人形が変化するのも楽しみの一つ。3月2日には「おひなさまになろう」(2月19日から申し込み)や駒屋バッジを付けた人形を探す「こまじいをさがせ」などの催しも開催する。
 問い合わせは駒屋(0532・41・6065)へ。
(飯塚雪)

物資の配給に並ぶひな人形たち=豊橋市の商家「駒屋」で
物資の配給に並ぶひな人形たち=豊橋市の商家「駒屋」で

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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