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豊橋のスロータウン映画祭で“絶叫上映”

上映前にサイリウムを振ったり、掛け声を出したりして盛り上がる観客=プラットで
上映前にサイリウムを振ったり、掛け声を出したりして盛り上がる観客=プラットで

 開催中の「とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)のイベントとして、鈴などの鳴り物を使ったり、掛け声を出したりできる“絶叫上映”が26日夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで行われた。静かな空間とは異なり、まるでライブのような一体感のある会場。観客は、映画の新たな楽しみ方を満喫した。
 映像に合わせ、観客が鈴を鳴らしたり、声を出したり、「サイリウム」と呼ばれる光る棒を振ったりする絶叫上映は、東京で大人気。東三河ではまだなじみが薄く、この日は、絶叫上映で知られるインド映画「バーフバリ王の凱旋〈インターナショナル版〉」が上映された。
 実行委のメンバーはインドの民族衣装に身を包み、インドワインもサービス、会場にやって来た観客をおもてなし。気分も高まった観客は、上映前に「練習の必要がないですね」と言われるほど鈴やタンバリンを上手に使いこなした。
 映画は、古代インドで王座をめぐる争いが繰り広げられるストーリーで、ぐいぐいと引き込まれていく観客は、高揚した気持ちを楽器で表現。シーンに合わせ、楽器の音や掛け声、クライマックスでは「頑張れ」の声が飛び交い、観客は映画の登場人物の一員になったかのようだった。
 市内外から来た幅広い世代が鑑賞、スロータウン映画祭は初めてという若い人の姿も目立った。友人と一緒に初めて体験した豊川市の女性(33)は「アクションに迫力があり、スクリーンで見るのにふさわしい作品。そして騒げるからよかったです。鳴り物、サイリウムも楽しかった。もっと(絶叫上映が)浸透し、みんなが慣れて声が出しやすくなるといいなと思います」と感想を話した。
(中村晋也)

 開催中の「とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催)のイベントとして、鈴などの鳴り物を使ったり、掛け声を出したりできる“絶叫上映”が26日夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで行われた。静かな空間とは異なり、まるでライブのような一体感のある会場。観客は、映画の新たな楽しみ方を満喫した。
 映像に合わせ、観客が鈴を鳴らしたり、声を出したり、「サイリウム」と呼ばれる光る棒を振ったりする絶叫上映は、東京で大人気。東三河ではまだなじみが薄く、この日は、絶叫上映で知られるインド映画「バーフバリ王の凱旋〈インターナショナル版〉」が上映された。
 実行委のメンバーはインドの民族衣装に身を包み、インドワインもサービス、会場にやって来た観客をおもてなし。気分も高まった観客は、上映前に「練習の必要がないですね」と言われるほど鈴やタンバリンを上手に使いこなした。
 映画は、古代インドで王座をめぐる争いが繰り広げられるストーリーで、ぐいぐいと引き込まれていく観客は、高揚した気持ちを楽器で表現。シーンに合わせ、楽器の音や掛け声、クライマックスでは「頑張れ」の声が飛び交い、観客は映画の登場人物の一員になったかのようだった。
 市内外から来た幅広い世代が鑑賞、スロータウン映画祭は初めてという若い人の姿も目立った。友人と一緒に初めて体験した豊川市の女性(33)は「アクションに迫力があり、スクリーンで見るのにふさわしい作品。そして騒げるからよかったです。鳴り物、サイリウムも楽しかった。もっと(絶叫上映が)浸透し、みんなが慣れて声が出しやすくなるといいなと思います」と感想を話した。
(中村晋也)

上映前にサイリウムを振ったり、掛け声を出したりして盛り上がる観客=プラットで
上映前にサイリウムを振ったり、掛け声を出したりして盛り上がる観客=プラットで

カテゴリー:社会・経済

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