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豊橋・水上ビル壁面に花島さんの絵

壁面にデザインされた絵の原画を持つ花島さん=水上ビルで
壁面にデザインされた絵の原画を持つ花島さん=水上ビルで

 豊橋駅南側の牟呂用水上にあるビル「水上ビル」の壁面に、新しく豊橋市立くすのき特別支援学校高等部3年の花島愛弥さん(18)の絵がお目見えした。知的障害をともなう自閉症の花島さんが描くのは、生き生きとした動物たち。絵は拡大され大きいもので縦8㍍以上もあり、壁面10カ所に2021年春まで飾る。
 まちの個性と豊橋の新たな魅力を発信することを目的にした「とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」(実行委員会主催)の一環として始まり、今年で5回目。花島さんは最年少で、4点の応募作の中から選ばれた。
 幼い頃から豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)などへ行き、大好きな動物の絵などを日常的に描いている花島さん。今回は、ほぼ毎日書く絵日記などからゾウやサルなどの動物が色鉛筆で色彩豊かに描かれた作品10枚を出品した。
 完成披露式典は1日、水上ビルで開催。壁面に設置された作品の前で、トロフィーを受け取った花島さんは元気よく「ありがとうございます」とあいさつし、「うれしい、ハッピー」と喜んでいた。
 同実行委員会の木下博貴代表は、16年目を迎えるセボネが果たす役割について説明。また、障害者の芸術活動を支援する化粧品会社「ハリウッド」(東京都)の牛山大輔社長は「1人の作家として素晴らしい」と花島さんの絵を評価し、「まちの活性化、心を豊かにするきっかけになる」とセボネの活動をたたえた。
(飯塚雪)

 豊橋駅南側の牟呂用水上にあるビル「水上ビル」の壁面に、新しく豊橋市立くすのき特別支援学校高等部3年の花島愛弥さん(18)の絵がお目見えした。知的障害をともなう自閉症の花島さんが描くのは、生き生きとした動物たち。絵は拡大され大きいもので縦8㍍以上もあり、壁面10カ所に2021年春まで飾る。
 まちの個性と豊橋の新たな魅力を発信することを目的にした「とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」(実行委員会主催)の一環として始まり、今年で5回目。花島さんは最年少で、4点の応募作の中から選ばれた。
 幼い頃から豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)などへ行き、大好きな動物の絵などを日常的に描いている花島さん。今回は、ほぼ毎日書く絵日記などからゾウやサルなどの動物が色鉛筆で色彩豊かに描かれた作品10枚を出品した。
 完成披露式典は1日、水上ビルで開催。壁面に設置された作品の前で、トロフィーを受け取った花島さんは元気よく「ありがとうございます」とあいさつし、「うれしい、ハッピー」と喜んでいた。
 同実行委員会の木下博貴代表は、16年目を迎えるセボネが果たす役割について説明。また、障害者の芸術活動を支援する化粧品会社「ハリウッド」(東京都)の牛山大輔社長は「1人の作家として素晴らしい」と花島さんの絵を評価し、「まちの活性化、心を豊かにするきっかけになる」とセボネの活動をたたえた。
(飯塚雪)

壁面にデザインされた絵の原画を持つ花島さん=水上ビルで
壁面にデザインされた絵の原画を持つ花島さん=水上ビルで

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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