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変貌遂げる渥美線三河田原駅前

三河田原駅(手前)の南側に建ち、営業を始めた「ABホテル」=田原市田原町で
三河田原駅(手前)の南側に建ち、営業を始めた「ABホテル」=田原市田原町で

 渥美半島の玄関口、渥美線三河田原駅前が変貌を遂げている。交流拠点「LaLaGran(ララグラン)」に商業施設や広場が完成したほか、1月末には市の誘致事業でシティホテルがオープン。今春には、ララグランに最後の施設として親子交流施設が誕生する。一帯は新たな人の流れ、交流を生み出すエリアとして期待されている。
 ホテルは、市の三河田原駅南ホテル誘致事業で進出した「ABホテル田原」。10階建てで、客室はシングルを中心にした128室。周辺は住宅など低層の建物が多い中で一際目立つ。
 1月29日に開業し、広さ1965平方㍍の敷地には「イベント広場」もあり、催しを開催していくほか、日常は市民らの憩いの場として開放している。
 市は2016(平成28)年、駅南側にあった市有地の未利用地にホテルを誘致し、ビジネス客や観光客の宿泊環境を確保する目的で公募。安城市に本社を置くABホテルを選定した。同社は昨年1月から建設を進めていた。
 一方、駅とホテルの西側には、道路を挟んで「ララグラン」があり、昨年6月、商業施設、まちなか広場がオープンした。
 三河田原駅前工場跡地活用事業として、市と、中心市街地のまちづくりに取り組む第3セクター「あつまるタウン」が整備。ホテル誘致事業と併せ、駅周辺を魅力的な環境にして、中心市街地と渥美半島の活性化を目指している。
 飲食店、カフェ、フラワーショップがあり、広場には芝生広場と親水広場が備わる。
 ララグランには春、親子交流施設「すくっと」がオープンする。市が建設中の子育て世代のための施設で、2階建て延べ1480平方㍍。遊びや活動ができ、子育てに関する公共サービスを提供する場となる。
 コンセプトは「子育て世代の安心とうるおい(安らぎ・賑(にぎ)わい)が創出できる施設」。いよいよ最後の施設が完了する。
(中村晋也)

 渥美半島の玄関口、渥美線三河田原駅前が変貌を遂げている。交流拠点「LaLaGran(ララグラン)」に商業施設や広場が完成したほか、1月末には市の誘致事業でシティホテルがオープン。今春には、ララグランに最後の施設として親子交流施設が誕生する。一帯は新たな人の流れ、交流を生み出すエリアとして期待されている。
 ホテルは、市の三河田原駅南ホテル誘致事業で進出した「ABホテル田原」。10階建てで、客室はシングルを中心にした128室。周辺は住宅など低層の建物が多い中で一際目立つ。
 1月29日に開業し、広さ1965平方㍍の敷地には「イベント広場」もあり、催しを開催していくほか、日常は市民らの憩いの場として開放している。
 市は2016(平成28)年、駅南側にあった市有地の未利用地にホテルを誘致し、ビジネス客や観光客の宿泊環境を確保する目的で公募。安城市に本社を置くABホテルを選定した。同社は昨年1月から建設を進めていた。
 一方、駅とホテルの西側には、道路を挟んで「ララグラン」があり、昨年6月、商業施設、まちなか広場がオープンした。
 三河田原駅前工場跡地活用事業として、市と、中心市街地のまちづくりに取り組む第3セクター「あつまるタウン」が整備。ホテル誘致事業と併せ、駅周辺を魅力的な環境にして、中心市街地と渥美半島の活性化を目指している。
 飲食店、カフェ、フラワーショップがあり、広場には芝生広場と親水広場が備わる。
 ララグランには春、親子交流施設「すくっと」がオープンする。市が建設中の子育て世代のための施設で、2階建て延べ1480平方㍍。遊びや活動ができ、子育てに関する公共サービスを提供する場となる。
 コンセプトは「子育て世代の安心とうるおい(安らぎ・賑(にぎ)わい)が創出できる施設」。いよいよ最後の施設が完了する。
(中村晋也)

三河田原駅(手前)の南側に建ち、営業を始めた「ABホテル」=田原市田原町で
三河田原駅(手前)の南側に建ち、営業を始めた「ABホテル」=田原市田原町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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