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豊橋で初の東三河経済フォーラム

東三河経済フォーラムで行われたものづくり大賞の表彰式=プラットで
東三河経済フォーラムで行われたものづくり大賞の表彰式=プラットで

 東三河地域の3商工会議所と11商工会でつくる東三河広域経済連合会(会長・神野吾郎豊橋商工会議所会頭)が4日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで「東三河経済フォーラム2019」を開催した。初の試みで、同連合会の取り組み報告や特別講演などを通じ、参加者が東三河の人・地域づくりなどに連携していくことを考えた。
 経済界や行政、大学などから約300人が参加し、フォーラムの開催趣旨について神野会長は「連携による21世紀の地域づくり」として説明。「さまざまな分野の人がパートナーシップを組み上げ、実行するのが大事」とし「分野や地域を超える連携をして、成長していく力『地域力』をつくりあげられる地域にしたい」と述べた。
 フォーラムでは、同連合会が創設した東三河と周辺の事業所を対象にした「東三河ものづくり大賞」の表彰式も行った。
 浄水場などの環境浄化剤、医薬用などで用途がある活性炭の製造技術でエム・イー・ティー(蒲郡市)、騒音がなく、大きさ、強度も自由自在で長寿命の側溝蓋を製造するゴトウコンクリート(豊川市)の2社がたたえられた。
 一方、同連合会の取り組みとして健康経営、人材育成、ものづくり支援の各プロジェクトが報告され、広域で実施する成果などが伝えられた。
 特別講演は、内閣府知的財産戦略推進事務局長の住田孝之氏が「価値デザイン社会」について話した。新しい価値をデザインすることに関し「日本は今、平均的な人が多くなっている。脱平均で、個人の能力を引き出す場、環境をつくることで、新しいものが生まれる。それから能力を組み合わせる、融合させることで新しいものを生み出す」などと説明した。
 地域づくりで考えた場合には「東三河は、ものづくりなど資源が多い地域。他では真似できない資源があり、それを組み合わせ、世界を含め届けたい相手に発信。新しい価値をデザインしてください」と期待した。
(中村晋也)

 東三河地域の3商工会議所と11商工会でつくる東三河広域経済連合会(会長・神野吾郎豊橋商工会議所会頭)が4日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで「東三河経済フォーラム2019」を開催した。初の試みで、同連合会の取り組み報告や特別講演などを通じ、参加者が東三河の人・地域づくりなどに連携していくことを考えた。
 経済界や行政、大学などから約300人が参加し、フォーラムの開催趣旨について神野会長は「連携による21世紀の地域づくり」として説明。「さまざまな分野の人がパートナーシップを組み上げ、実行するのが大事」とし「分野や地域を超える連携をして、成長していく力『地域力』をつくりあげられる地域にしたい」と述べた。
 フォーラムでは、同連合会が創設した東三河と周辺の事業所を対象にした「東三河ものづくり大賞」の表彰式も行った。
 浄水場などの環境浄化剤、医薬用などで用途がある活性炭の製造技術でエム・イー・ティー(蒲郡市)、騒音がなく、大きさ、強度も自由自在で長寿命の側溝蓋を製造するゴトウコンクリート(豊川市)の2社がたたえられた。
 一方、同連合会の取り組みとして健康経営、人材育成、ものづくり支援の各プロジェクトが報告され、広域で実施する成果などが伝えられた。
 特別講演は、内閣府知的財産戦略推進事務局長の住田孝之氏が「価値デザイン社会」について話した。新しい価値をデザインすることに関し「日本は今、平均的な人が多くなっている。脱平均で、個人の能力を引き出す場、環境をつくることで、新しいものが生まれる。それから能力を組み合わせる、融合させることで新しいものを生み出す」などと説明した。
 地域づくりで考えた場合には「東三河は、ものづくりなど資源が多い地域。他では真似できない資源があり、それを組み合わせ、世界を含め届けたい相手に発信。新しい価値をデザインしてください」と期待した。
(中村晋也)

東三河経済フォーラムで行われたものづくり大賞の表彰式=プラットで
東三河経済フォーラムで行われたものづくり大賞の表彰式=プラットで

カテゴリー:社会・経済

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