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青学の小野田さんが箱根駅伝語る

佐原市長を表敬した青学大小野田さん㊥と恩師の石場教諭㊧=市役所で
佐原市長を表敬した青学大小野田さん㊥と恩師の石場教諭㊧=市役所で

 正月に行われた「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で総合2位だった青山学院大で4年連続山下りの6区を任された豊橋市出身の小野田勇次さん(4年、豊川高校卒)が6日、同市役所に佐原光一市長を表敬訪問した。小野田さんは「復路は逆転する気持ちで全員が走れた。2位という形で終われてよかった」と晴れやかな表情を見せた。
 箱根での5連覇と史上初となる2度目の学生駅伝3冠に王手を懸けていた青学だったが、往路で苦戦。小野田さんは、復路6区(20.8㌔)でトップ東洋大と5分30秒差の6位から逆転を狙いスタートし、19㌔すぎに法大・坪井慧(3年)を抜いて5位に浮上、区間記録を4秒更新して57分57秒でタスキをつないだ。チームはその後、順位を2位まで押し上げ、新記録5時間23分49秒で意地の復路優勝をつかんだ。
 市役所には、母校の市立高師台中学校陸上部の恩師石場治教諭(51)と父の栄作さん(51)らと共に訪問。石場教諭は「57分台はすごい。前半は抑え、後半は小野田の良さが出せた」と快走をたたえた。 
 小野田さんは、地元から駆け付けた90人の大応援団の姿をしっかり確認したことを報告。「スタートしてすぐにいたので、さらに元気をもらいました」と感謝した。一方で、東洋大と15秒しか差を縮められなかったことに「今年はみんな早かった」と悔しさをにじませた。
 卒業後は、活躍の場をトヨタ紡織(愛知県)陸上部へと移す。今週末の10日、田原市から豊橋市を駆け抜ける渥美半島駅伝に中学時代の友人らと共に出場し、3月には「第10回穂の国豊橋ハーフマラソン」へのエントリーも予定。「人間じゃねぇ」と箱根のライバルに言わせた走りが目の前で見られる。
 佐原市長は「市民みんなで応援を続けます。まずは(渥美半島駅伝で)けがのないよう無事ゴールしてほしい」と激励した。
(飯塚雪)

 正月に行われた「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で総合2位だった青山学院大で4年連続山下りの6区を任された豊橋市出身の小野田勇次さん(4年、豊川高校卒)が6日、同市役所に佐原光一市長を表敬訪問した。小野田さんは「復路は逆転する気持ちで全員が走れた。2位という形で終われてよかった」と晴れやかな表情を見せた。
 箱根での5連覇と史上初となる2度目の学生駅伝3冠に王手を懸けていた青学だったが、往路で苦戦。小野田さんは、復路6区(20.8㌔)でトップ東洋大と5分30秒差の6位から逆転を狙いスタートし、19㌔すぎに法大・坪井慧(3年)を抜いて5位に浮上、区間記録を4秒更新して57分57秒でタスキをつないだ。チームはその後、順位を2位まで押し上げ、新記録5時間23分49秒で意地の復路優勝をつかんだ。
 市役所には、母校の市立高師台中学校陸上部の恩師石場治教諭(51)と父の栄作さん(51)らと共に訪問。石場教諭は「57分台はすごい。前半は抑え、後半は小野田の良さが出せた」と快走をたたえた。 
 小野田さんは、地元から駆け付けた90人の大応援団の姿をしっかり確認したことを報告。「スタートしてすぐにいたので、さらに元気をもらいました」と感謝した。一方で、東洋大と15秒しか差を縮められなかったことに「今年はみんな早かった」と悔しさをにじませた。
 卒業後は、活躍の場をトヨタ紡織(愛知県)陸上部へと移す。今週末の10日、田原市から豊橋市を駆け抜ける渥美半島駅伝に中学時代の友人らと共に出場し、3月には「第10回穂の国豊橋ハーフマラソン」へのエントリーも予定。「人間じゃねぇ」と箱根のライバルに言わせた走りが目の前で見られる。
 佐原市長は「市民みんなで応援を続けます。まずは(渥美半島駅伝で)けがのないよう無事ゴールしてほしい」と激励した。
(飯塚雪)

佐原市長を表敬した青学大小野田さん㊥と恩師の石場教諭㊧=市役所で
佐原市長を表敬した青学大小野田さん㊥と恩師の石場教諭㊧=市役所で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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