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拡大する豚コレラ警戒

消石灰を受け取りに来た農家男性㊨に防疫を呼び掛ける市職員=同市寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターで
消石灰を受け取りに来た農家男性㊨に防疫を呼び掛ける市職員=同市寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターで

 豊田市の養豚農場で豚コレラが発生した問題で、県は7日、前日に続き田原市の関連農場を含め防疫作業を進めた。東三河と隣接の湖西市は養豚が盛んな地域。同農場を発端に拡大する現状に、生産者ら業界は引き続き衛生対策を講じ、警戒を強める。

 関連農場のある田原市は、約10万5000頭を55戸が飼育し県内一。同市の養豚農家(53)は「自分たちの農場が感染していたかもしれないという逆の立場もあり得る。生産者はやるべき防疫対策を一生懸命やっている」と、今回の感染に悔しさをにじませながら話す。
 農場に出入りする業者も防疫に気を配る中、「残念なのは、一部の報道機関。感染現場の農場に行ったその足で、別の農場に来て取材をしている事実がある。感染を広げる原因になる」と語気を強める。
 一方、防疫対策などは県が中心になって進めているが、田原市も6日に豚コレラ対策本部を立ち上げ、要請や協力に応じられる体制を構築。養豚農家への情報提供も行っている。 防疫対策となる消石灰の新たな配布は、感染の拡大防止として養豚農家同士の接触を避けるため行っていない。

 田原市に次ぐ県内2番目の約9万頭が飼育されている豊橋市では7日から、寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターなどで防疫対策のため消石灰の配布が始まった。
 1300頭を飼育する市内の男性農家(70)は「田原での発生は残念でしょうがない。早く感染源を突き止めてほしい」と目に見えないウイルスに不安を募らす。
 この道50年の農家男性(72)は「出荷が止まると、豚が詰まってどうしようもなくなる。処理場の閉鎖は避けてほしい」と話し、別の男性農家(70)は「明日はわが身。神経を使いやっていかないと命取りになる。出入り業者の中には全国的に移動する人もおり、場内入場はそれなりに考えてもらわないと困る」と、さらなる感染拡大に強い危機感を抱く。
 静岡県内1位の飼育頭数を誇る湖西市も7日から、田原市での感染を受けて消石灰の配布を始めている。

 県は7日、豊田市の養豚農場で発生した豚コレラの防疫措置状況を同日午前8時現在でまとめ、発表した。
 それによると、豊田市の発生農場では6日午前11時に殺処分を開始し、7日午前7時までに3989頭(60%)の殺処分を完了した。累積動員人数は497人、3クールまで(1クールは8時間の防疫作業に従事する動員者数の単位)となっている。
 また、関連の田原市の農場では6日午後2時に殺処分を開始し、これまでに604頭(40・4%)の処分を実施した。動員人数は224人、2クールまでとなっている。
 県では、9日までに殺処分を完了。12日までにすべての防疫措置を完了したいとしている。
 また、この日は大村秀章知事が豊田市の発生農場と、田原市の関連農場に出向き、現地指揮をする予定だったが、農林水産省から「現地に取材する多くの関係者などが入ることは、防疫措置を行っている現場に支障が生じることが予想され、防疫上の観点からも取り止めてほしい」との要請があり、中止が決まった。
(後藤康之)

蒲郡信金全47店舗に被害支援相談窓口

 蒲郡信用金庫(竹田知史理事長、蒲郡市神明町)は、県内で感染が確認された豚コレラの被害を受けた事業者を支援する相談窓口を本、支店の全47店舗に設置した。
 対象は、関連事業者。同金庫の営業地区内であれば、金庫との取り引きの有無は問わない。
(安藤聡)

 豊田市の養豚農場で豚コレラが発生した問題で、県は7日、前日に続き田原市の関連農場を含め防疫作業を進めた。東三河と隣接の湖西市は養豚が盛んな地域。同農場を発端に拡大する現状に、生産者ら業界は引き続き衛生対策を講じ、警戒を強める。

 関連農場のある田原市は、約10万5000頭を55戸が飼育し県内一。同市の養豚農家(53)は「自分たちの農場が感染していたかもしれないという逆の立場もあり得る。生産者はやるべき防疫対策を一生懸命やっている」と、今回の感染に悔しさをにじませながら話す。
 農場に出入りする業者も防疫に気を配る中、「残念なのは、一部の報道機関。感染現場の農場に行ったその足で、別の農場に来て取材をしている事実がある。感染を広げる原因になる」と語気を強める。
 一方、防疫対策などは県が中心になって進めているが、田原市も6日に豚コレラ対策本部を立ち上げ、要請や協力に応じられる体制を構築。養豚農家への情報提供も行っている。 防疫対策となる消石灰の新たな配布は、感染の拡大防止として養豚農家同士の接触を避けるため行っていない。

 田原市に次ぐ県内2番目の約9万頭が飼育されている豊橋市では7日から、寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターなどで防疫対策のため消石灰の配布が始まった。
 1300頭を飼育する市内の男性農家(70)は「田原での発生は残念でしょうがない。早く感染源を突き止めてほしい」と目に見えないウイルスに不安を募らす。
 この道50年の農家男性(72)は「出荷が止まると、豚が詰まってどうしようもなくなる。処理場の閉鎖は避けてほしい」と話し、別の男性農家(70)は「明日はわが身。神経を使いやっていかないと命取りになる。出入り業者の中には全国的に移動する人もおり、場内入場はそれなりに考えてもらわないと困る」と、さらなる感染拡大に強い危機感を抱く。
 静岡県内1位の飼育頭数を誇る湖西市も7日から、田原市での感染を受けて消石灰の配布を始めている。

 県は7日、豊田市の養豚農場で発生した豚コレラの防疫措置状況を同日午前8時現在でまとめ、発表した。
 それによると、豊田市の発生農場では6日午前11時に殺処分を開始し、7日午前7時までに3989頭(60%)の殺処分を完了した。累積動員人数は497人、3クールまで(1クールは8時間の防疫作業に従事する動員者数の単位)となっている。
 また、関連の田原市の農場では6日午後2時に殺処分を開始し、これまでに604頭(40・4%)の処分を実施した。動員人数は224人、2クールまでとなっている。
 県では、9日までに殺処分を完了。12日までにすべての防疫措置を完了したいとしている。
 また、この日は大村秀章知事が豊田市の発生農場と、田原市の関連農場に出向き、現地指揮をする予定だったが、農林水産省から「現地に取材する多くの関係者などが入ることは、防疫措置を行っている現場に支障が生じることが予想され、防疫上の観点からも取り止めてほしい」との要請があり、中止が決まった。
(後藤康之)

蒲郡信金全47店舗に被害支援相談窓口

 蒲郡信用金庫(竹田知史理事長、蒲郡市神明町)は、県内で感染が確認された豚コレラの被害を受けた事業者を支援する相談窓口を本、支店の全47店舗に設置した。
 対象は、関連事業者。同金庫の営業地区内であれば、金庫との取り引きの有無は問わない。
(安藤聡)

消石灰を受け取りに来た農家男性㊨に防疫を呼び掛ける市職員=同市寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターで
消石灰を受け取りに来た農家男性㊨に防疫を呼び掛ける市職員=同市寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターで

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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