「T―GUP」6期生2人が日本競輪学校に合格

　豊橋競輪が行う「豊橋ガールズケイリン育成プロジェクト（Ｔ―ＧＵＰ）」の６期生２人が、難関の日本競輪学校（静岡県）に合格し、豊橋市役所で佐原光一市長に報告した。
　入学するのは、３度目の挑戦で合格した浜松学院高校卒の當銘沙恵美さん（20）＝静岡県磐田市出身＝と、初挑戦の岡崎城西高校３年の杉浦菜留さん（18）＝岡崎市出身。
　２人は６日、佐原市長を表敬訪問し、昨年デビューした當銘直美選手を姉に持つ當銘さんは「たくさんの人に応援してもらえるような強い選手になりたいです」と宣言した。一方、ＪＯＣジュニアオリンピックカップ自転車競技大会スプリント２位の実力者杉浦さんは「豊橋を代表するような選手になりたい」と意気込みを語った。
　入学式は５月。２人は約11カ月間のトレーニングを経て、国家試験に合格した後、来年７月のプロデビューを目指す。現在、Ｔ－ＧＵＰから８人がプロ選手として活躍し、１人が７月にデビューを控えている。
（飯塚雪）