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豊川市が市営住宅等長寿命化計画案を作成

用途廃止の方針が示された豊川市の市営住宅
用途廃止の方針が示された豊川市の市営住宅

 豊川市は、2019年度から10年間にわたって市営住宅の適正な管理運営のあり方を定める「豊川市営住宅等長寿命化計画」の案を作成した。2010年度に策定した市公営住宅等長寿命化計画を基に、築年数や需要から今後修繕や用途廃止する住宅を選定している。
 市内の市営住宅は中層耐火構造の63・7%が昭和40、50年代、高層耐火構造は昭和60年代以降に建設されており、空き家率の全体平均は11・9%。世帯人数は1人と2人世帯が全体の6割以上を占めており、世帯主は70代が215世帯と最も多い。
 市は需要推計から算定した長期的に見た今後の必要戸数や、課題の整理から、計画的な市営住宅の整備・廃止、入居者のタイプに応じた住居の提供などを基本方針に設定。3段階の判定で、維持管理や用途廃止の事業手法を選定した。
 これにより、八幡B棟、千両、穂ノ原の各住宅173戸を計画修繕、金屋、蔵子、赤代、豊川、野口、八幡A棟、東数谷原、平尾、東部、西豊、曙、弥生、第二曙、上野、睦美、御油、諏訪西、さつきの各住宅858戸を個別改善、いずれも昭和40年代前半に建てられた広石、富士見台、みなと、萩の各住宅92戸を用途廃止する。計画修繕・改善は2019年度、赤代住宅で耐震改修、上野住宅で埋設ガス管取り替えなどを予定する。
 3月8日までパブリックコメントで意見を募集中。3月中の計画公表を予定している。問い合わせは市建設部建築課住宅係(0533・89・2144)へ。
(由本裕貴)

 豊川市は、2019年度から10年間にわたって市営住宅の適正な管理運営のあり方を定める「豊川市営住宅等長寿命化計画」の案を作成した。2010年度に策定した市公営住宅等長寿命化計画を基に、築年数や需要から今後修繕や用途廃止する住宅を選定している。
 市内の市営住宅は中層耐火構造の63・7%が昭和40、50年代、高層耐火構造は昭和60年代以降に建設されており、空き家率の全体平均は11・9%。世帯人数は1人と2人世帯が全体の6割以上を占めており、世帯主は70代が215世帯と最も多い。
 市は需要推計から算定した長期的に見た今後の必要戸数や、課題の整理から、計画的な市営住宅の整備・廃止、入居者のタイプに応じた住居の提供などを基本方針に設定。3段階の判定で、維持管理や用途廃止の事業手法を選定した。
 これにより、八幡B棟、千両、穂ノ原の各住宅173戸を計画修繕、金屋、蔵子、赤代、豊川、野口、八幡A棟、東数谷原、平尾、東部、西豊、曙、弥生、第二曙、上野、睦美、御油、諏訪西、さつきの各住宅858戸を個別改善、いずれも昭和40年代前半に建てられた広石、富士見台、みなと、萩の各住宅92戸を用途廃止する。計画修繕・改善は2019年度、赤代住宅で耐震改修、上野住宅で埋設ガス管取り替えなどを予定する。
 3月8日までパブリックコメントで意見を募集中。3月中の計画公表を予定している。問い合わせは市建設部建築課住宅係(0533・89・2144)へ。
(由本裕貴)

用途廃止の方針が示された豊川市の市営住宅
用途廃止の方針が示された豊川市の市営住宅

カテゴリー:政治・行政

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