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豊川で宇宙開発語らうイベント

最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発について語られた「SPACE Dusk」=豊川市幸町のat.Duskで
最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発について語られた「SPACE Dusk」=豊川市幸町のat.Duskで

 活発化する宇宙開発にかかわる企業らが取り組みについて語る「SPACE Dusk」が豊川市幸町のat.Duskで行われ、最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発についてざっくばらんに話した。
 大手精密切削工具メーカーのオーエスジー(豊川市)で衛星部品を担当する藤井尉仁さんが代表を務めるサークル「CTU」が主催。世間の人たちに宇宙開発の現状を知ってもらうとともに、携わる人たちのプレゼンテーション力を高める目的で開催した。
 店の常連や宇宙ファンら30人を前に、オーエスジーがメインスポンサーとなっている世界初の宇宙ごみ(スペースデブリ)観測衛星を開発・運用するアストロスケールの広報・野口知恵さんやCTUメンバーの石敏鐵工(碧南市)の石川実良社長、航空宇宙分野のコンサルタント勝間亮代表らが登壇した。
 野口さんは、人工衛星や宇宙飛行士にとって深刻な脅威となっている宇宙ごみを除去する意義を説明。2009(平成21)年に起こったアメリカとロシアの人工衛星の衝突事故や、遺棄された人工衛星、その打ち上げに使用されたロケット、それらの爆発・衝突によって生じた破片などが原因で、現在、地球を覆うように宇宙ごみが囲っている現状を話し、「ごみの外に出られない未来が来るかもしれない」と危機感を示した。
 昨年11月、アストロスケールが開発した微小デブリ観測衛星を載せたロケットの打ち上げが失敗。現在も続く開発のリスクについては「デブリ除去に関しては国際的なルールがまだないため、法的な壁がある」と話した。
 一方、瓦の金型屋だった石川社長が宇宙機器に携わり始めたいきさつとして、1995年の阪神淡路大震災以降に瓦の需要が減少したことを挙げ、危機感から経験のない自動車部品の試作品の受注をスタート。現在は超小型人工衛星の部品を製作しており、技術力のある中小企業が時代の変化に対応していく必要性を説いた。
 最後は、三菱重工のロケット執行責任者である二村幸基さんから「前向きな執念が道を拓(ひら)く」などのメッセージが読まれ、宇宙開発新時代へと向かう“冒険者たち”にエールが贈られた。
(飯塚雪)

 活発化する宇宙開発にかかわる企業らが取り組みについて語る「SPACE Dusk」が豊川市幸町のat.Duskで行われ、最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発についてざっくばらんに話した。
 大手精密切削工具メーカーのオーエスジー(豊川市)で衛星部品を担当する藤井尉仁さんが代表を務めるサークル「CTU」が主催。世間の人たちに宇宙開発の現状を知ってもらうとともに、携わる人たちのプレゼンテーション力を高める目的で開催した。
 店の常連や宇宙ファンら30人を前に、オーエスジーがメインスポンサーとなっている世界初の宇宙ごみ(スペースデブリ)観測衛星を開発・運用するアストロスケールの広報・野口知恵さんやCTUメンバーの石敏鐵工(碧南市)の石川実良社長、航空宇宙分野のコンサルタント勝間亮代表らが登壇した。
 野口さんは、人工衛星や宇宙飛行士にとって深刻な脅威となっている宇宙ごみを除去する意義を説明。2009(平成21)年に起こったアメリカとロシアの人工衛星の衝突事故や、遺棄された人工衛星、その打ち上げに使用されたロケット、それらの爆発・衝突によって生じた破片などが原因で、現在、地球を覆うように宇宙ごみが囲っている現状を話し、「ごみの外に出られない未来が来るかもしれない」と危機感を示した。
 昨年11月、アストロスケールが開発した微小デブリ観測衛星を載せたロケットの打ち上げが失敗。現在も続く開発のリスクについては「デブリ除去に関しては国際的なルールがまだないため、法的な壁がある」と話した。
 一方、瓦の金型屋だった石川社長が宇宙機器に携わり始めたいきさつとして、1995年の阪神淡路大震災以降に瓦の需要が減少したことを挙げ、危機感から経験のない自動車部品の試作品の受注をスタート。現在は超小型人工衛星の部品を製作しており、技術力のある中小企業が時代の変化に対応していく必要性を説いた。
 最後は、三菱重工のロケット執行責任者である二村幸基さんから「前向きな執念が道を拓(ひら)く」などのメッセージが読まれ、宇宙開発新時代へと向かう“冒険者たち”にエールが贈られた。
(飯塚雪)

最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発について語られた「SPACE Dusk」=豊川市幸町のat.Duskで
最先端の研究やビジネスとしての宇宙開発について語られた「SPACE Dusk」=豊川市幸町のat.Duskで

カテゴリー:社会・経済

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