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深海生物のまち・蒲郡PRへ

講演する小林館長=蒲郡市西浦町で
講演する小林館長=蒲郡市西浦町で

 蒲郡市観光協会の調理長料理長研修会が6日、同市西浦町の旅館・旬景浪漫銀波荘で開かれた。同市竹島水族館の小林龍二館長が講演し、市内で深海魚など魚介類の活動が展開されることについて「各種活動をもっと盛り上げるには、つながって線にしていけば良いのでは」と提案した。
 小林館長は「蒲郡と深海魚」を演題に講演。協会会員施設の料理長や調理長だけでなく旅行関連業者も参加して聴講した。
 協会の会員施設ではおいしいの意味もある「べっぴん」の言葉を用いて、市内の漁港で揚がる深海漁を取り入れたメニューを展開する「べっぴん深海魚」として提供している。
 小林館長は「水族館で展示する深海生物は沖合い底引き網漁をする漁師の協力のおかげ。タカアシガニも触ることができるのは国内でも珍しい」と説明した。
 市内では、旅館だけでなく鮮魚店や水産加工業者などで魚介類を説明する「まちじゅう食べる水族館」、蒲郡商工会議所青年部が毎月17日を「地魚の日」として家庭や飲食店、小売店で魚料理をすすめていく活動が展開されていることに注目し、「蒲郡という名前を知らない人に知らしめていくには興味を持ってもらうことが必要。深海の生き物が“見れて”“食べられて”“楽しむ、学べる”まちとしてPRすれば良いのでは」と話した。
(安藤聡)

 蒲郡市観光協会の調理長料理長研修会が6日、同市西浦町の旅館・旬景浪漫銀波荘で開かれた。同市竹島水族館の小林龍二館長が講演し、市内で深海魚など魚介類の活動が展開されることについて「各種活動をもっと盛り上げるには、つながって線にしていけば良いのでは」と提案した。
 小林館長は「蒲郡と深海魚」を演題に講演。協会会員施設の料理長や調理長だけでなく旅行関連業者も参加して聴講した。
 協会の会員施設ではおいしいの意味もある「べっぴん」の言葉を用いて、市内の漁港で揚がる深海漁を取り入れたメニューを展開する「べっぴん深海魚」として提供している。
 小林館長は「水族館で展示する深海生物は沖合い底引き網漁をする漁師の協力のおかげ。タカアシガニも触ることができるのは国内でも珍しい」と説明した。
 市内では、旅館だけでなく鮮魚店や水産加工業者などで魚介類を説明する「まちじゅう食べる水族館」、蒲郡商工会議所青年部が毎月17日を「地魚の日」として家庭や飲食店、小売店で魚料理をすすめていく活動が展開されていることに注目し、「蒲郡という名前を知らない人に知らしめていくには興味を持ってもらうことが必要。深海の生き物が“見れて”“食べられて”“楽しむ、学べる”まちとしてPRすれば良いのでは」と話した。
(安藤聡)

講演する小林館長=蒲郡市西浦町で
講演する小林館長=蒲郡市西浦町で

カテゴリー:社会・経済

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