「震災を風化させまい」新城市女性防火クラブが募金活動
あす11日は東日本大震災の発生から8年。新城市女性防火クラブ(中畑敬子会長)は9日、市内3カ所で同震災と昨年9月に発生した北海道胆振東部地震の両被災地への義援金募金活動を行った。会員らは震災を風化させまいと買い物客に浄財を募った。
同クラブは震災発生の翌2012(平成24)年から募金活動を行っており、今年で7回目。この日はピアゴ新城店、バロー新城店、道の駅もっくる新城の3カ所に各5人が参加した。
同市宮ノ後のピアゴ新城店には中畑会長らが訪れて出入り口で募金を呼び掛けた。
中畑会長は職場の同僚らと12年と13年に宮城県南三陸町でボランティア活動に参加しており、崩れた家屋から出てきた物品の分別や水路の溝に積もった土砂を取り除く作業を体験した。
「発生した日が近づくとテレビで映像が流れますが、震災があったことを忘れてはならない。東南海地震などこの地方も地震被害が想定されるため、風化させずに、防災意識を高めてもらえれば」と話した。
寄せられた義援金は後日、被災地復興のために日本赤十字社に預託する。
(安藤聡)
あす11日は東日本大震災の発生から8年。新城市女性防火クラブ(中畑敬子会長)は9日、市内3カ所で同震災と昨年9月に発生した北海道胆振東部地震の両被災地への義援金募金活動を行った。会員らは震災を風化させまいと買い物客に浄財を募った。
同クラブは震災発生の翌2012(平成24)年から募金活動を行っており、今年で7回目。この日はピアゴ新城店、バロー新城店、道の駅もっくる新城の3カ所に各5人が参加した。
同市宮ノ後のピアゴ新城店には中畑会長らが訪れて出入り口で募金を呼び掛けた。
中畑会長は職場の同僚らと12年と13年に宮城県南三陸町でボランティア活動に参加しており、崩れた家屋から出てきた物品の分別や水路の溝に積もった土砂を取り除く作業を体験した。
「発生した日が近づくとテレビで映像が流れますが、震災があったことを忘れてはならない。東南海地震などこの地方も地震被害が想定されるため、風化させずに、防災意識を高めてもらえれば」と話した。
寄せられた義援金は後日、被災地復興のために日本赤十字社に預託する。
(安藤聡)