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東三河環状線 豊川市内の一部開通

新たに開通した道路を走る大型車両=交差点「四ツ家」で
新たに開通した道路を走る大型車両=交差点「四ツ家」で

 豊川市、豊橋市の東三河平野部を一周する県道31号・東三河環状線バイパス(BP)の一部で、豊川市の大崎・三蔵子工区の一部区間が12日、開通した。同BPの部分開通は3年ぶりで、大木地区工業用地などを出入りする大型車両の交通の利便性が向上し、周辺道路の混雑解消が期待される。
 12日午前11時に開通したのは、ローソン豊川篠田店などのある交差点「四ツ家」から、北西側に新設された交差点「樽井町」まで約300㍍の区間。ここから北側約2㌔の大木町内には、2015(平成27)年2月に完成し、敷地約13㌶に製造や物流倉庫など6社が立つ大木地区工業用地がある他、近辺には陸上自衛隊日吉原演習場、シロキ工業や市資源化施設もあり、特に大型車両の交通の便が向上した。
 東名高速・豊川インターチェンジ(IC)や国道151号方面から来た場合、これまでは交差点「四ツ家」で一旦左折。約200㍍先の交差点「樽井橋」で右折し、工業地域方面へ向かわなければならならず、朝と夕方の通勤時間帯はかなり混雑していた。今回の開通によって大型車両が「四ツ家」を直進できるようになったことで、道路状況の改善が期待される。
 東三河環状線は豊橋市の国道23号から市街地外郭部を経由し、豊川市の国道23号へ至る総延長約44㌔の環状道路。部分開通は、乗小路トンネル完成に伴う2016年3月の牛川工区(豊橋市牛川町~多米西町の約1・1㌔)以来となった。
 大崎・三蔵子工区では用地買収と整備工事が進められており、今回の開通区間からさらに西側へ延び、三蔵子町や大崎町を通り、市田町の交差点「市田町下中野」に接続する構想となっている。開通すれば、豊川IC付近から国道23号・豊川為当ICまでが1本の道でつながる。
(由本裕貴)

 豊川市、豊橋市の東三河平野部を一周する県道31号・東三河環状線バイパス(BP)の一部で、豊川市の大崎・三蔵子工区の一部区間が12日、開通した。同BPの部分開通は3年ぶりで、大木地区工業用地などを出入りする大型車両の交通の利便性が向上し、周辺道路の混雑解消が期待される。
 12日午前11時に開通したのは、ローソン豊川篠田店などのある交差点「四ツ家」から、北西側に新設された交差点「樽井町」まで約300㍍の区間。ここから北側約2㌔の大木町内には、2015(平成27)年2月に完成し、敷地約13㌶に製造や物流倉庫など6社が立つ大木地区工業用地がある他、近辺には陸上自衛隊日吉原演習場、シロキ工業や市資源化施設もあり、特に大型車両の交通の便が向上した。
 東名高速・豊川インターチェンジ(IC)や国道151号方面から来た場合、これまでは交差点「四ツ家」で一旦左折。約200㍍先の交差点「樽井橋」で右折し、工業地域方面へ向かわなければならならず、朝と夕方の通勤時間帯はかなり混雑していた。今回の開通によって大型車両が「四ツ家」を直進できるようになったことで、道路状況の改善が期待される。
 東三河環状線は豊橋市の国道23号から市街地外郭部を経由し、豊川市の国道23号へ至る総延長約44㌔の環状道路。部分開通は、乗小路トンネル完成に伴う2016年3月の牛川工区(豊橋市牛川町~多米西町の約1・1㌔)以来となった。
 大崎・三蔵子工区では用地買収と整備工事が進められており、今回の開通区間からさらに西側へ延び、三蔵子町や大崎町を通り、市田町の交差点「市田町下中野」に接続する構想となっている。開通すれば、豊川IC付近から国道23号・豊川為当ICまでが1本の道でつながる。
(由本裕貴)

新たに開通した道路を走る大型車両=交差点「四ツ家」で
新たに開通した道路を走る大型車両=交差点「四ツ家」で

カテゴリー:社会・経済

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