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新元号初日の5月1日は大安で婚姻届増?

新婚夫婦に思い出を提供するいなりんの像とパネル=豊川市役所で
新婚夫婦に思い出を提供するいなりんの像とパネル=豊川市役所で

豊橋市役所に婚姻届特別窓口開設へ

 新元号の初日で大安の5月1日、豊橋市は婚姻届が多く提出されることを予想し、祝日だが、市役所西館1階市民課で婚姻届特別窓口を開設する。この日に同所で提出した人には、婚姻記念証、鉢花などのプレゼントもする。
 時間は午前8時半から午後5時15分。提出者には、婚姻記念証のほか、先着100組に祝福を込めて鉢花と、元号や抱負などを書ける色紙を贈る。昨年9月から設けているハート柄のフォトスポットでは、5月1日から新元号入りの手に持つフレーム「フォトプロップス」も用意する。
 過去10年では、同市に提出された1日の婚姻届件数で最も多かったのは、2010(平成22)年10月10日で108組。ぞろ目の大安で集中したという。
 また、昨年9月から販売している「とよはしオリジナル複写式婚姻届&記念台紙」の価格を、4月1日から5月1日まで、通常1000円を半額の500円にする。婚姻届が複写式の2枚で、1枚を控えとして手元に残すことができる。購入者にはインスタントカメラ無料撮影引換券も付く。

改元初日に豊川市役所へ新婚インスタ映えスポット

 豊川市も改元初日となる5月1日に、市役所ロビーに特設のインスタ映えスポットを設け、新婚夫婦の祝福ムードを盛り上げる。大安でもある同日は婚姻届の提出が多く見込まれ、ロビーには豊川いなり寿司のイメージキャラクター「いなりん」の像もあり、市民発信のシティセールスにつながる可能性がある。
 3月議会の予算委員会で、倉橋英樹氏(一人会派)が「ロビーのいなりん像に『結婚しましたボード』を設置するなど、撮影スポットにしたらどうか。SNSにアップしてもらえれば市民一人ひとりがシティセールスマンになる」と提案。市は「改元のタイミングで試験的にインスタ映えするコーナーの設置を検討していきたい」と前向きな姿勢を示した。当日は祝日で閉庁されるが、市民課が窓口を開いて対応する方針だ。
 ロビーには東三河法人会豊川支部から寄贈されたいなりんの像とパネルが置かれている。市はすでに、土日・祝日も含めて婚姻届提出にきた新婚さんをロビーに案内。届出用紙を手にした夫婦がいなりんの像を囲んで立ち、市職員がシャッターを押す記念撮影のサービスも行っている。
 入籍した夫婦が、撮影した写真をインスタグラムやフェイスブックなどのSNSで発信して友人や知人に結婚を報告すれば、いなりんの姿と一緒に広まり、市の魅力周知につながる。倉橋氏も「シティセールスに限らず、何かを求める時、業務や責任感に頼らず、無理なく楽しみながら担ってもらえる、そんな環境を作っていくことが大切に思う」と話している。
(由本裕貴)

豊橋市役所に婚姻届特別窓口開設へ

 新元号の初日で大安の5月1日、豊橋市は婚姻届が多く提出されることを予想し、祝日だが、市役所西館1階市民課で婚姻届特別窓口を開設する。この日に同所で提出した人には、婚姻記念証、鉢花などのプレゼントもする。
 時間は午前8時半から午後5時15分。提出者には、婚姻記念証のほか、先着100組に祝福を込めて鉢花と、元号や抱負などを書ける色紙を贈る。昨年9月から設けているハート柄のフォトスポットでは、5月1日から新元号入りの手に持つフレーム「フォトプロップス」も用意する。
 過去10年では、同市に提出された1日の婚姻届件数で最も多かったのは、2010(平成22)年10月10日で108組。ぞろ目の大安で集中したという。
 また、昨年9月から販売している「とよはしオリジナル複写式婚姻届&記念台紙」の価格を、4月1日から5月1日まで、通常1000円を半額の500円にする。婚姻届が複写式の2枚で、1枚を控えとして手元に残すことができる。購入者にはインスタントカメラ無料撮影引換券も付く。

改元初日に豊川市役所へ新婚インスタ映えスポット

 豊川市も改元初日となる5月1日に、市役所ロビーに特設のインスタ映えスポットを設け、新婚夫婦の祝福ムードを盛り上げる。大安でもある同日は婚姻届の提出が多く見込まれ、ロビーには豊川いなり寿司のイメージキャラクター「いなりん」の像もあり、市民発信のシティセールスにつながる可能性がある。
 3月議会の予算委員会で、倉橋英樹氏(一人会派)が「ロビーのいなりん像に『結婚しましたボード』を設置するなど、撮影スポットにしたらどうか。SNSにアップしてもらえれば市民一人ひとりがシティセールスマンになる」と提案。市は「改元のタイミングで試験的にインスタ映えするコーナーの設置を検討していきたい」と前向きな姿勢を示した。当日は祝日で閉庁されるが、市民課が窓口を開いて対応する方針だ。
 ロビーには東三河法人会豊川支部から寄贈されたいなりんの像とパネルが置かれている。市はすでに、土日・祝日も含めて婚姻届提出にきた新婚さんをロビーに案内。届出用紙を手にした夫婦がいなりんの像を囲んで立ち、市職員がシャッターを押す記念撮影のサービスも行っている。
 入籍した夫婦が、撮影した写真をインスタグラムやフェイスブックなどのSNSで発信して友人や知人に結婚を報告すれば、いなりんの姿と一緒に広まり、市の魅力周知につながる。倉橋氏も「シティセールスに限らず、何かを求める時、業務や責任感に頼らず、無理なく楽しみながら担ってもらえる、そんな環境を作っていくことが大切に思う」と話している。
(由本裕貴)

新婚夫婦に思い出を提供するいなりんの像とパネル=豊川市役所で
新婚夫婦に思い出を提供するいなりんの像とパネル=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済

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