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セントレアで水素社会体験ツアー

バックヤードを案内する盛興昌勝課長
バックヤードを案内する盛興昌勝課長

 県は、セントレア水素ステーションのオープンに伴い「来て!見て!なっとく!燃料電池バスで行くセントレア水素社会体験ツアー」を21日開催した。
 ツアーは、イオンモール常滑を起点に、水素で動く燃料電池バスに乗ってセントレア水素ステーションを見学する約1時間のコース。燃料電池バスは通常のバスに比べ振動が少なく、静かな音で走行した。
 同ステーションの特設コーナーでは、県産業科学技術課の水田ゆかり主事が「水素は環境面だけでなく産業面から見ても推奨できる。自動車産業が盛んな愛知の主産業として将来期待できる」と説明。
 さらにステーションを運営する東邦ガス技術研究所の盛興昌勝課長がバックヤードと水素充填設備を紹介。参加者から水素ステーションの建設費について質問されると「4~5億円。普通のガソリンステーションは数千万円」と回答。実用化推進にはコスト削減が課題との認識を示した。
 また、「CO2を出さないことが今の地球環境にとって一番大事」と二酸化炭素を出さない水素の環境優位性についても強調した。
 家族で参加した坂上尚大さんは「水素のことを知ることができて楽しかった」。坂上恵さんは「バスの走り出しが滑らかですごく静かだった。乗り心地が良いので早く実用化が進んでほしい」と笑顔で語った。
 6月には燃料電池バスがイオンモール常滑とセントレアを結ぶシャトルバスとして運行開始予定。参加者らは、水素社会の足音が燃料電池バスのごとく静かに近づくのを感じている様子だった。
 23、24日も午前11時から1日4回開催する。各回24人先着順、イオンモール常滑で当日受け付け。
(木村裕貴)

 県は、セントレア水素ステーションのオープンに伴い「来て!見て!なっとく!燃料電池バスで行くセントレア水素社会体験ツアー」を21日開催した。
 ツアーは、イオンモール常滑を起点に、水素で動く燃料電池バスに乗ってセントレア水素ステーションを見学する約1時間のコース。燃料電池バスは通常のバスに比べ振動が少なく、静かな音で走行した。
 同ステーションの特設コーナーでは、県産業科学技術課の水田ゆかり主事が「水素は環境面だけでなく産業面から見ても推奨できる。自動車産業が盛んな愛知の主産業として将来期待できる」と説明。
 さらにステーションを運営する東邦ガス技術研究所の盛興昌勝課長がバックヤードと水素充填設備を紹介。参加者から水素ステーションの建設費について質問されると「4~5億円。普通のガソリンステーションは数千万円」と回答。実用化推進にはコスト削減が課題との認識を示した。
 また、「CO2を出さないことが今の地球環境にとって一番大事」と二酸化炭素を出さない水素の環境優位性についても強調した。
 家族で参加した坂上尚大さんは「水素のことを知ることができて楽しかった」。坂上恵さんは「バスの走り出しが滑らかですごく静かだった。乗り心地が良いので早く実用化が進んでほしい」と笑顔で語った。
 6月には燃料電池バスがイオンモール常滑とセントレアを結ぶシャトルバスとして運行開始予定。参加者らは、水素社会の足音が燃料電池バスのごとく静かに近づくのを感じている様子だった。
 23、24日も午前11時から1日4回開催する。各回24人先着順、イオンモール常滑で当日受け付け。
(木村裕貴)

バックヤードを案内する盛興昌勝課長
バックヤードを案内する盛興昌勝課長

カテゴリー:社会・経済

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