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豊橋総合動植物公園に「キャンディ」帰郷

水に潜るキャンディ=のんほいパークで
水に潜るキャンディ=のんほいパークで
寄り添いながら歩くチャメリー㊨とダーナ=同
寄り添いながら歩くチャメリー㊨とダーナ=同

 赤ちゃんを産むため、札幌市円山動物園に行っていたホッキョクグマの「キャンディ」(雌、26歳)が、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)に帰ってきた。繁殖適齢期を過ぎたため、約17年間を過ごしてきた“故郷”で余生を過ごす。
 キャンディは1992(平成4)年11月2日、ドイツのウッパータル動物園で生まれた活発で愛きょうのある雌。1歳半頃、のんほいパークへ来園し、繁殖を目的として2011年3月から、円山動物園で暮らしてきた。オス「デナリ」(当時17歳)との間での繁殖を目指してきたが、初めての妊娠で、2頭の赤ちゃんを産み、世話をしようとする様子が確認されたものの、キャンディが誤って赤ちゃんを踏んだことが原因で死亡。その後も2度出産したが、いずれも死産だった。
 20日の朝、円山動物園を出発したキャンディは飛行機で羽田空港に到着後、陸路でのんほいパーク入りした。落ち着いた様子で、食欲もあり、体調にも問題はないという。 
 23日午後から来園者にお披露目され、キャンディは早速、エサの魚が投げられるポイントに立ち、昔を思い出した様子だった。
 しばらくは午後に1頭だけで放飼場へ出し、様子を見ながら仲良しだった「クッキー」(雌、26歳)と2頭で展示する。

アジアゾウ「チャメリー」嫁入り

 また、園内では繁殖を目的とした動物の貸借契約・ブリーディングローンで横浜市金沢動物園からアジアゾウ「チャメリー」(27歳)が嫁入り。18日に到着し、23日には雄の「ダーナ」(推定48歳)と寄り添いながら歩く、仲睦まじい姿が放飼場で見られた。
 チャメリーの展示は午前10時~午後3時で、その前後でそれぞれダーナと「アーシャー」(雌、推定42歳)を放飼場に出すという。
(飯塚雪)

 赤ちゃんを産むため、札幌市円山動物園に行っていたホッキョクグマの「キャンディ」(雌、26歳)が、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)に帰ってきた。繁殖適齢期を過ぎたため、約17年間を過ごしてきた“故郷”で余生を過ごす。
 キャンディは1992(平成4)年11月2日、ドイツのウッパータル動物園で生まれた活発で愛きょうのある雌。1歳半頃、のんほいパークへ来園し、繁殖を目的として2011年3月から、円山動物園で暮らしてきた。オス「デナリ」(当時17歳)との間での繁殖を目指してきたが、初めての妊娠で、2頭の赤ちゃんを産み、世話をしようとする様子が確認されたものの、キャンディが誤って赤ちゃんを踏んだことが原因で死亡。その後も2度出産したが、いずれも死産だった。
 20日の朝、円山動物園を出発したキャンディは飛行機で羽田空港に到着後、陸路でのんほいパーク入りした。落ち着いた様子で、食欲もあり、体調にも問題はないという。 
 23日午後から来園者にお披露目され、キャンディは早速、エサの魚が投げられるポイントに立ち、昔を思い出した様子だった。
 しばらくは午後に1頭だけで放飼場へ出し、様子を見ながら仲良しだった「クッキー」(雌、26歳)と2頭で展示する。

アジアゾウ「チャメリー」嫁入り

 また、園内では繁殖を目的とした動物の貸借契約・ブリーディングローンで横浜市金沢動物園からアジアゾウ「チャメリー」(27歳)が嫁入り。18日に到着し、23日には雄の「ダーナ」(推定48歳)と寄り添いながら歩く、仲睦まじい姿が放飼場で見られた。
 チャメリーの展示は午前10時~午後3時で、その前後でそれぞれダーナと「アーシャー」(雌、推定42歳)を放飼場に出すという。
(飯塚雪)

水に潜るキャンディ=のんほいパークで
水に潜るキャンディ=のんほいパークで
寄り添いながら歩くチャメリー㊨とダーナ=同
寄り添いながら歩くチャメリー㊨とダーナ=同

カテゴリー:社会・経済

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