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三谷水産高が蒲郡信金に魚醤開発の報告

竹田理事長(中央)に商品開発を報告した生徒たち=蒲郡市神明町で(提供)
竹田理事長(中央)に商品開発を報告した生徒たち=蒲郡市神明町で(提供)
魚醤「絹醸」
魚醤「絹醸」

 県立三谷水産高校(蒲郡市三谷町、丸﨑敏夫校長)の生徒たちが、深海生物ジンケンエビを使った魚醤「絹醸(けんじょう)」をしょうゆ製造メーカー・イチビキと共同開発した。生徒たちは商品展開するために資金援助した蒲郡信用金庫に報告した。
 同校では未利用資源となっている魚介類での魚醤を開発。2016年度にカガミガイ、17年度に深海魚メヒカリを使った。
 第3弾ではジンケンエビを採用。水分が多いことやヒゲが長いことからあまり流通しないことから魚醤として活用を考えた。エビ特有の香りとうま味が詰まった味わいに仕上がった。
 また商品展開の際にリーフレットとラベルデザインにかかる費用は同信用金庫から25万円の助成を受けて行った。
 商品が完成し、このほど開発に関わった生徒たちが同信用金庫本店を訪れ、竹田知史理事長に報告。名前を考えた森本陽介さん(水産食品科)は「ジンケンの漢字“人絹”から絹を使って醸造したことから絹醸と名付けました」と説明した。
 竹田理事長は「地域のために協力していきます。これからも商品開発頑張ってください」とエールを送った。
 魚醤「絹醸」は1本(90㍉㍑)で700円。同校が出展するイベントで販売する。
(安藤聡)

 県立三谷水産高校(蒲郡市三谷町、丸﨑敏夫校長)の生徒たちが、深海生物ジンケンエビを使った魚醤「絹醸(けんじょう)」をしょうゆ製造メーカー・イチビキと共同開発した。生徒たちは商品展開するために資金援助した蒲郡信用金庫に報告した。
 同校では未利用資源となっている魚介類での魚醤を開発。2016年度にカガミガイ、17年度に深海魚メヒカリを使った。
 第3弾ではジンケンエビを採用。水分が多いことやヒゲが長いことからあまり流通しないことから魚醤として活用を考えた。エビ特有の香りとうま味が詰まった味わいに仕上がった。
 また商品展開の際にリーフレットとラベルデザインにかかる費用は同信用金庫から25万円の助成を受けて行った。
 商品が完成し、このほど開発に関わった生徒たちが同信用金庫本店を訪れ、竹田知史理事長に報告。名前を考えた森本陽介さん(水産食品科)は「ジンケンの漢字“人絹”から絹を使って醸造したことから絹醸と名付けました」と説明した。
 竹田理事長は「地域のために協力していきます。これからも商品開発頑張ってください」とエールを送った。
 魚醤「絹醸」は1本(90㍉㍑)で700円。同校が出展するイベントで販売する。
(安藤聡)

竹田理事長(中央)に商品開発を報告した生徒たち=蒲郡市神明町で(提供)
竹田理事長(中央)に商品開発を報告した生徒たち=蒲郡市神明町で(提供)
魚醤「絹醸」
魚醤「絹醸」

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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