蒲郡市が「赤ちゃんおめでとうギフト」開始

　蒲郡市は今年度、市民の出産を祝う「赤ちゃんおめでとうギフト」を始めた。ギフトは市内の会社が製作するベビー用品、離乳食にも活用される冷麦。また東愛知新聞社の四コマ漫画「東さんち」の作者鵜飼Ｕ子さんもイラストに協力。対象となる親子に無料配布する。
　子育て支援事業の一環として企画。ベビー用品製造販売のフィセル（清水秀治社長）と乾麺製造販売の「金トビ志賀」（志賀重介社長）それぞれの製品を採用する。
　ベビー用品は肌触りの良い六重ガーゼを使用した寝間着のスリーパーと、よだれかけのビブ。鵜飼さんは安産のいわれある「子安貝」をイメージしたデザイン。スリーパーの「背守り」として縫い付けている。
　一方、冷麦は地元愛知産の小麦きぬあかりを使った乾麺。金トビ志賀は「そうめんより食感がもっちりとしている」とし、離乳食レシピも添えて配る。
　対象となるのは同市に出生届を出した親子。同市在住で里帰り出産した人も含むという。
（安藤聡）