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豊川国府町の祭りが再び改元年に

住民が協力して準備した南田の大八車
住民が協力して準備した南田の大八車
竹島の灯ろうに巻きついた白ヘビ(大社神社提供)
竹島の灯ろうに巻きついた白ヘビ(大社神社提供)

 おめでたい改元年となる今年、豊川市国府町で縁起のいい祭りが行われる。28日の竹島弁財天総参りは、6年に一度の蒲郡市にまたいだ珍しい祭礼。くしくも、前回改元年の1989(平成元)にも開催された。今年も祭礼3日後に令和の時代が幕を開けることで、住民らも熱が入っている。

 蒲郡・竹島にある八百富神社で、巳年と亥年の式年大祭に合わせて行う総参り。約400年前、竹島の弁天さまと使いの白ヘビ(宇賀神)が津波か高潮で流され、現在の豊川市国府町中町にあたる国府村に流れ着いた。村人はほこらを立ててまつったが、江戸時代に国府村と竹島の庄屋が同じ日の夜、弁天さまが「竹島に戻してほしい」と訴える夢を見たため、人々が大八車に酒や餅を積んで竹島に送り届けたことが始まりだ。
 世にも不思議な昔話だが、近年、八百富神社の灯ろうで、2匹の白ヘビが巻きついて休んでいるのが発見され、写真でも記録された。珍しい白ヘビの出現に、関係者らも「やはり伝説は事実だった」と驚きを隠せなかった。
 28日の総参りは、2匹の白ヘビを写した写真がある大社神社で始まる。神事の後、7時半から上町、中町、下町、南田による4台の大八車が神社を出発。伊勢音頭を歌い、米俵に詰めた餅をまきながら約1時間練り歩く。その後バスで竹島へ移動し、午後1時からも餅投げが予定される。
 6年ごとの祭事は、昭和から平成に変わった30年前にも行われた。本開帳と中開帳を交互に行い、今回は中開帳だが、大社神社の鈴木忍宮司は「新しい令和の時代を迎える年なので、地元の皆さんも気合が入っています」と話す。
 南田では大八車の一部が見つからず、町民から提供された車体や車輪をそろえて何とか準備を整えた。祭典係も総出で捜索し、町民の渡辺武司さん(47)も「町内のネットワークはすごい。みんなでいい祭りにして、新たな時代を迎えたい」と話している。
(由本裕貴)

 おめでたい改元年となる今年、豊川市国府町で縁起のいい祭りが行われる。28日の竹島弁財天総参りは、6年に一度の蒲郡市にまたいだ珍しい祭礼。くしくも、前回改元年の1989(平成元)にも開催された。今年も祭礼3日後に令和の時代が幕を開けることで、住民らも熱が入っている。

 蒲郡・竹島にある八百富神社で、巳年と亥年の式年大祭に合わせて行う総参り。約400年前、竹島の弁天さまと使いの白ヘビ(宇賀神)が津波か高潮で流され、現在の豊川市国府町中町にあたる国府村に流れ着いた。村人はほこらを立ててまつったが、江戸時代に国府村と竹島の庄屋が同じ日の夜、弁天さまが「竹島に戻してほしい」と訴える夢を見たため、人々が大八車に酒や餅を積んで竹島に送り届けたことが始まりだ。
 世にも不思議な昔話だが、近年、八百富神社の灯ろうで、2匹の白ヘビが巻きついて休んでいるのが発見され、写真でも記録された。珍しい白ヘビの出現に、関係者らも「やはり伝説は事実だった」と驚きを隠せなかった。
 28日の総参りは、2匹の白ヘビを写した写真がある大社神社で始まる。神事の後、7時半から上町、中町、下町、南田による4台の大八車が神社を出発。伊勢音頭を歌い、米俵に詰めた餅をまきながら約1時間練り歩く。その後バスで竹島へ移動し、午後1時からも餅投げが予定される。
 6年ごとの祭事は、昭和から平成に変わった30年前にも行われた。本開帳と中開帳を交互に行い、今回は中開帳だが、大社神社の鈴木忍宮司は「新しい令和の時代を迎える年なので、地元の皆さんも気合が入っています」と話す。
 南田では大八車の一部が見つからず、町民から提供された車体や車輪をそろえて何とか準備を整えた。祭典係も総出で捜索し、町民の渡辺武司さん(47)も「町内のネットワークはすごい。みんなでいい祭りにして、新たな時代を迎えたい」と話している。
(由本裕貴)

住民が協力して準備した南田の大八車
住民が協力して準備した南田の大八車
竹島の灯ろうに巻きついた白ヘビ(大社神社提供)
竹島の灯ろうに巻きついた白ヘビ(大社神社提供)

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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