ACミラン東三河校 6人がイタリアへ

　イタリアの名門クラブ・ＡＣミランが主催する「ＡＣミランサッカースクール愛知・東三河校」に通う豊橋、田原両市の小学生が、イタリアへ遠征する。出発を前に豊橋市役所を訪れ、佐原光一市長に意気込みを語った。
　東三河校には年中児から小学６年生までの45人が所属。遠征には、県内の名古屋、小牧、東三河の各校から計16人が招集された。
　東三河校からは、豊橋市の秋田紘都君（旭）浅井七虹さん（花田）小川翔矢君（賀茂）近藤志帆さん（岩田）、田原市の河邉嵐彪君（田原中部）の５年生５人と豊橋市の６年・丸尾周君（新川）の計６人が選ばれた。
　14日に日本を立ち、ドイツやオランダなど20カ国40チームが参加する国際大会への参加やＡＣミランユースのトレーニング見学、クラブオフィスでは選手と会えるチャンスもあるなど、夢のような11日間を過ごすほか、ＡＳローマユースと試合する子もいる。
　市役所では、テクニカルディレクターのマテオ・コントさんが「技術だけでなく、笑顔や努力など、幅広いキャラクターの子を選んだ」と選考理由を説明。生徒たちは、佐原市長に向け「イタリアで日本とは違う文化を学びたい」（浅井さん）「強くなって勝ちたい」（小川君）など各自、目標を発表。丸尾君は「シュートの強さを生かして活躍したい。目標は優勝です」と力強く話した。
（飯塚雪）