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豊橋市介護保険関係事業者等連絡会が全大会

クレーム対応等について説明する烏野氏=ライフポートとよはしで
クレーム対応等について説明する烏野氏=ライフポートとよはしで

 豊橋市介護保険関係事業者等連絡会(506事業所)による今年度の第1回全体会が26日、ライフポートとよはしコンサートホールで開かれた。現場職員や施設管理者ら関係者346人が参加、クレーム対応に関する講演を聞いたほか、市の介護保険関連事業の概要などについて説明を受けた。
 同連絡会は豊橋をサービス提供区域とする介護保険事業所や医療・保健・行政関係者らで構成。上質の介護サービス提供を図るため、全体会や研修会などを定期的に実施している。今回は、今後起こり得る過度なクレームに対する心構えや対応を学ぶことをテーマに据えた。
 この日は昨年度の事業・決算報告の後、びわこ学院大学教授で福祉リスクマネジメント研究所所長の烏野猛氏を講師に「介護事業所をめぐるリスクマネジメント-過度なクレームや苦情の背景と、対策にあたっての留意点-」と題した講演を聴いた。
 講演では、「東三河は過度のクレームは少なく裁判は滅多に無いと聞くが、それがイコール“ケアが100%”というわけではない。今後のために皆さんは説明上手にならないといけない」と前置きし、資料を用いながら危機管理能力を高めるにはどうしたら良いかを例題を上げながら説明。この3年間にあった高齢者をめぐる裁判事例の中から参加者に関係しそうな内容を紹介しながら、「説明する時は、正確に誤魔化さず、優先順位を考えて話すこと」などと説き、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 講演後は豊橋市職員による「避難行動要支援者の登録」「受動喫煙の防止対策」「豊橋市介護保険事業等の概要」などの説明が行われた。
(田中博子)

 豊橋市介護保険関係事業者等連絡会(506事業所)による今年度の第1回全体会が26日、ライフポートとよはしコンサートホールで開かれた。現場職員や施設管理者ら関係者346人が参加、クレーム対応に関する講演を聞いたほか、市の介護保険関連事業の概要などについて説明を受けた。
 同連絡会は豊橋をサービス提供区域とする介護保険事業所や医療・保健・行政関係者らで構成。上質の介護サービス提供を図るため、全体会や研修会などを定期的に実施している。今回は、今後起こり得る過度なクレームに対する心構えや対応を学ぶことをテーマに据えた。
 この日は昨年度の事業・決算報告の後、びわこ学院大学教授で福祉リスクマネジメント研究所所長の烏野猛氏を講師に「介護事業所をめぐるリスクマネジメント-過度なクレームや苦情の背景と、対策にあたっての留意点-」と題した講演を聴いた。
 講演では、「東三河は過度のクレームは少なく裁判は滅多に無いと聞くが、それがイコール“ケアが100%”というわけではない。今後のために皆さんは説明上手にならないといけない」と前置きし、資料を用いながら危機管理能力を高めるにはどうしたら良いかを例題を上げながら説明。この3年間にあった高齢者をめぐる裁判事例の中から参加者に関係しそうな内容を紹介しながら、「説明する時は、正確に誤魔化さず、優先順位を考えて話すこと」などと説き、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 講演後は豊橋市職員による「避難行動要支援者の登録」「受動喫煙の防止対策」「豊橋市介護保険事業等の概要」などの説明が行われた。
(田中博子)

クレーム対応等について説明する烏野氏=ライフポートとよはしで
クレーム対応等について説明する烏野氏=ライフポートとよはしで

カテゴリー:社会・経済

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