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田原の吉胡貝塚資料館で「縄文まつり」

 「文化の日」に合わせて、田原市の吉胡貝塚資料館(シェルマよしご)は3日、縄文時代の暮らしなどを体験するイベント「縄文まつり」を同資料館一帯で開催した。
 1951(昭和26)年に国指定史跡になった吉胡貝塚は、縄文時代の約2500~3000年前とされている。最初の発掘調査は大正時代にさかのぼり、これまでに約360体の人骨が見つかった。同時代の貝塚遺跡で埋葬された人骨発見数としては日本一という。
 イベントは火起こしや弓矢など体験系の企画が中心。粘土で作られた縄文土器を使った料理「縄文鍋」作り体験には、親子ら18人が参加した。食材は鶏肉、シャケ、ハクサイなど。牛乳パックをまな板に、平らな黒曜石を包丁代わりに調理した。年長児の鈴木晴海さんは「切りにくい」と苦戦しながらも真剣にさばいていった。味付けは塩のみで仕上げ、親子で参加した父親(39)は「しっかりと火が通っている。予想以上においしい」と感想を話した。
(千葉敬也)

 「文化の日」に合わせて、田原市の吉胡貝塚資料館(シェルマよしご)は3日、縄文時代の暮らしなどを体験するイベント「縄文まつり」を同資料館一帯で開催した。
 1951(昭和26)年に国指定史跡になった吉胡貝塚は、縄文時代の約2500~3000年前とされている。最初の発掘調査は大正時代にさかのぼり、これまでに約360体の人骨が見つかった。同時代の貝塚遺跡で埋葬された人骨発見数としては日本一という。
 イベントは火起こしや弓矢など体験系の企画が中心。粘土で作られた縄文土器を使った料理「縄文鍋」作り体験には、親子ら18人が参加した。食材は鶏肉、シャケ、ハクサイなど。牛乳パックをまな板に、平らな黒曜石を包丁代わりに調理した。年長児の鈴木晴海さんは「切りにくい」と苦戦しながらも真剣にさばいていった。味付けは塩のみで仕上げ、親子で参加した父親(39)は「しっかりと火が通っている。予想以上においしい」と感想を話した。
(千葉敬也)

カテゴリー:芸能・文化

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