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「豊川市防災センター」庁舎敷地内の南東に建設へ

豊川市防災センターが建設されることになった本庁舎南東側の敷地=豊川市役所で
豊川市防災センターが建設されることになった本庁舎南東側の敷地=豊川市役所で

 豊川市は27日、市役所で防災会議を開き、新たに建設する「豊川市防災センター」の建設基本計画を発表した。建設地は市役所敷地内の南東側となり、2階建て。災害対策本部や防災教育の場として2019(平成31)年の共用開始を目指す。
 災害時の行政や医療・救護機関、ライフライン復旧を担う各機関が集まる「初動」を重視し、建設地は庁舎敷地内に決まっていたが、具体的な場所を3カ所の候補地から選定。来庁者の駐車場への影響や既設庁舎との連携の観点から、庁舎南東側の公用車駐車場や駐輪場のある敷地で、L字型での建設が決まった。
 構造は地上2階建て(一部3階)で、延床面積は約1000平方㍍。屋外の車両駐車スペースには防災備蓄倉庫を隣接する。来庁者の利便性を重視し、1階には防災リーダー養成講座などを行ったり、災害時に罹(り)災証明書を発行する市民研修室や、防災啓発室、職員用の休憩室を設ける。
 2階には災害対策本部、災害活動センター、防災対策課執務室、放送室をまとめ、緊急時の各機関の緊密な連携を図る。河川の氾濫などの被害も考慮し、システムサーバーも2階に設置する。
 建物の形状から耐震構造を基本とし、鉄筋コンクリートか鉄骨造で計画。一週間は電力を確保できる非常用発電設備や、インフラ途絶時に利用できる加圧給水ポンプ式のタンクも備える。
 来年度から基本、実施設計に入り、2018年度途中から建設工事に着手。翌19年度中から共用を開始する。
 この他、南海トラフ地震発生時に国や民間事業者からの支援を支援を受け入れる市広域受援マニュアルなどについても報告があり、関係機関や有識者が意見を交わした。
(由本裕貴)

 豊川市は27日、市役所で防災会議を開き、新たに建設する「豊川市防災センター」の建設基本計画を発表した。建設地は市役所敷地内の南東側となり、2階建て。災害対策本部や防災教育の場として2019(平成31)年の共用開始を目指す。
 災害時の行政や医療・救護機関、ライフライン復旧を担う各機関が集まる「初動」を重視し、建設地は庁舎敷地内に決まっていたが、具体的な場所を3カ所の候補地から選定。来庁者の駐車場への影響や既設庁舎との連携の観点から、庁舎南東側の公用車駐車場や駐輪場のある敷地で、L字型での建設が決まった。
 構造は地上2階建て(一部3階)で、延床面積は約1000平方㍍。屋外の車両駐車スペースには防災備蓄倉庫を隣接する。来庁者の利便性を重視し、1階には防災リーダー養成講座などを行ったり、災害時に罹(り)災証明書を発行する市民研修室や、防災啓発室、職員用の休憩室を設ける。
 2階には災害対策本部、災害活動センター、防災対策課執務室、放送室をまとめ、緊急時の各機関の緊密な連携を図る。河川の氾濫などの被害も考慮し、システムサーバーも2階に設置する。
 建物の形状から耐震構造を基本とし、鉄筋コンクリートか鉄骨造で計画。一週間は電力を確保できる非常用発電設備や、インフラ途絶時に利用できる加圧給水ポンプ式のタンクも備える。
 来年度から基本、実施設計に入り、2018年度途中から建設工事に着手。翌19年度中から共用を開始する。
 この他、南海トラフ地震発生時に国や民間事業者からの支援を支援を受け入れる市広域受援マニュアルなどについても報告があり、関係機関や有識者が意見を交わした。
(由本裕貴)

豊川市防災センターが建設されることになった本庁舎南東側の敷地=豊川市役所で
豊川市防災センターが建設されることになった本庁舎南東側の敷地=豊川市役所で

カテゴリー:政治・行政

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