新城市の「若者議会」第5期始まる

　新城市第５期若者議会の第１回議会が７日夜、同市議会議場であった。高校生を中心に20人の委員が穂積亮次市長から辞令と諮問を受け、若者が活躍できるまちづくり実現に向けた政策考案を始めた。
　同市は若者が活躍できるまちを目指そうと２０１５（平成27）４月１日に「新城市若者条例・同市若者議会条例」を施行。15歳から29歳までの20人に委員を委嘱。毎年委員を替えて若者のための政策提言を行っている。
　第５期の今年度委員は高校生12人、大学生５人、社会人３人の20人。市外２人、活動を支えるメンターは住民９人、市職員７人が就いた。
　この日の議会で議長には豊橋東高校の山本彩生さん、副議長には会社員の田代昂章さんが選任された。
　山本議長は「中学生議会とニューキャッスル・アライアンス会議に参加して興味を持った。自分を変えるため、生まれ育った新城のためにできることをしていきたい」と決意を語った。
　穂積市長は「若者議会はこれまで４年間着実に歩んできた。日本だけでなく世界を通じて活動をしてほしい」と激励。山本議長に諮問した。
（安藤聡）