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田原で「サンドアートフェスティバル」

砂を削りながら作品を制作していく参加者たち=田原市赤羽根町で
砂を削りながら作品を制作していく参加者たち=田原市赤羽根町で

 「第2回たはらサンドアートフェスティバル」が12日、田原市赤羽根町の赤羽根西海岸で開かれた。青空の下、障害のある子どもらが約2時間かけ、海岸の砂を使ってアニメキャラクターや動物などの立体造形物を完成させた。
 田原、豊橋、名古屋の3市から15家族が参加。ボランティアと一緒に5~6人のチームで、一つの作品を制作した。
 子どもたちは、砂の山を左官ごてやペインティングナイフで削りながら形を整え、砂が乾くと霧吹きで水をかけて仕上げていった。
 富士山の周りを新幹線がぐるりと走るアイデアが光った田原市立中山小学校2年の朽名悠透君(7)は「うまくできた。1200点です」と笑顔を見せた。
 この日は体験教室もあり、世界大会での優勝経験もあるサンドアーティスト保坂俊彦さんが砂の扱いを伝授。会場には、水曜日から滞在して完成させた作品「ヴィーナス像」も飾られた。
 同フェスティバルは、差別や偏見なく安心できる居場所を提供することで障害を持つ子どもたちの笑顔をつくる一方、ボランティアには障害者への理解を深めてもらおうと、障害者の家族や市民らによる実行委員会が企画。この日は、県立福江高校や田原福祉専門学校の学生たちも手伝った。
(飯塚雪)

 「第2回たはらサンドアートフェスティバル」が12日、田原市赤羽根町の赤羽根西海岸で開かれた。青空の下、障害のある子どもらが約2時間かけ、海岸の砂を使ってアニメキャラクターや動物などの立体造形物を完成させた。
 田原、豊橋、名古屋の3市から15家族が参加。ボランティアと一緒に5~6人のチームで、一つの作品を制作した。
 子どもたちは、砂の山を左官ごてやペインティングナイフで削りながら形を整え、砂が乾くと霧吹きで水をかけて仕上げていった。
 富士山の周りを新幹線がぐるりと走るアイデアが光った田原市立中山小学校2年の朽名悠透君(7)は「うまくできた。1200点です」と笑顔を見せた。
 この日は体験教室もあり、世界大会での優勝経験もあるサンドアーティスト保坂俊彦さんが砂の扱いを伝授。会場には、水曜日から滞在して完成させた作品「ヴィーナス像」も飾られた。
 同フェスティバルは、差別や偏見なく安心できる居場所を提供することで障害を持つ子どもたちの笑顔をつくる一方、ボランティアには障害者への理解を深めてもらおうと、障害者の家族や市民らによる実行委員会が企画。この日は、県立福江高校や田原福祉専門学校の学生たちも手伝った。
(飯塚雪)

砂を削りながら作品を制作していく参加者たち=田原市赤羽根町で
砂を削りながら作品を制作していく参加者たち=田原市赤羽根町で

カテゴリー:社会・経済

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