文字の大きさ

道の駅「とよはし」全面オープン

道の駅とよはしの開駅を祝って行われたテープカット=豊橋市東七根町で
道の駅とよはしの開駅を祝って行われたテープカット=豊橋市東七根町で
トマッテの開店を待つ人たち=同
トマッテの開店を待つ人たち=同

 豊橋市東七根町の国道23号豊橋東バイパス七根インターチェンジ(IC)北側に整備された道の駅「とよはし」で26日、開駅式典が開かれた。飲食、物販の店舗が入った地域振興施設「Tomate(トマッテ)」が開店、豊橋初の道の駅が待望の全面オープンとなり、早速、大勢の人が訪れた。
 「とよはし」は、JA豊橋の農産物直売所「あぐりパーク食彩村」と隣接して通る県道の東西に設けられ、東側は国土交通省名古屋国道事務所が駐車場などを建設、一足早く4月19日から利用できるようになった。同時に食彩村もリニューアルオープンした。
 式典は同市が主催し、佐原光一市長は「物販に飲食、トイレのほか、渥美半島の観光拠点も担う。サイクリングや健康づくり、防災の拠点にもなり、目的に合った使い方をしてもらえればと思う。皆さんとともに最高の道の駅にしたい」とあいさつ。国交省中部地方整備局の勢田昌功局長は「1000を超える全国の道の駅の中でも、指折りに数えられる元気な道の駅に」と期待を込めて述べた。
 第3セクター、道の駅とよはしの白井章雄駅長には、中部ブロック「道の駅」連絡会の田島浩美事務局長から駅長帽が贈られた。
 トマッテの前では、テープカットがあり、佐原市長ら関係者が白井駅長の「道の駅とよはし、出発進行!」の号令でハサミを入れた。
 トマッテには開店を待つ人の行列ができ、午前10時には40人ほどが並び、その後さらに増加、予定より15分早い10時45分にオープンした。一番乗りは、岩手県から車で訪れ、豊橋に仕事の知人がいるという六人部(むとべ)好伸さん。インターネットで開店日を知って、早朝5時半に並んだ。「いいと聞いたパンを買ったり、豊橋カレーうどんを食べたりしてみようと思う」と話した。
 小学生2人の子どもを連れて訪れた豊橋市内の男性は「いつも近くを通っていて関心があった。何があるか楽しみ」と親子で期待を寄せていた。
 トマッテは平屋建てで、室内は三河材が多く使われ、高い天井が開放的な雰囲気。飲食、物販の各店舗は、豊橋を中心にした産物を使う。道の駅に近い“表浜地域”で盛んなサーフィン、パラグライダーや、デジタル工作機の体験も申し込める。今後、農業体験、スポーツ仕様の電動アシスト自転車E-バイクの貸し出しなども予定し、豊橋ならではの魅力を体感できる拠点になる。
 人気の食彩村に加え、トマッテの誕生で、年間100万人以上の来場者を目指している。
 東側の駐車場は126台収容。24時間利用できる情報提供施設、防災備蓄倉庫が設置されている。
 「とよはし」は中部地方133駅目の道の駅として登録され、県内では17駅目。
(中村晋也)

 豊橋市東七根町の国道23号豊橋東バイパス七根インターチェンジ(IC)北側に整備された道の駅「とよはし」で26日、開駅式典が開かれた。飲食、物販の店舗が入った地域振興施設「Tomate(トマッテ)」が開店、豊橋初の道の駅が待望の全面オープンとなり、早速、大勢の人が訪れた。
 「とよはし」は、JA豊橋の農産物直売所「あぐりパーク食彩村」と隣接して通る県道の東西に設けられ、東側は国土交通省名古屋国道事務所が駐車場などを建設、一足早く4月19日から利用できるようになった。同時に食彩村もリニューアルオープンした。
 式典は同市が主催し、佐原光一市長は「物販に飲食、トイレのほか、渥美半島の観光拠点も担う。サイクリングや健康づくり、防災の拠点にもなり、目的に合った使い方をしてもらえればと思う。皆さんとともに最高の道の駅にしたい」とあいさつ。国交省中部地方整備局の勢田昌功局長は「1000を超える全国の道の駅の中でも、指折りに数えられる元気な道の駅に」と期待を込めて述べた。
 第3セクター、道の駅とよはしの白井章雄駅長には、中部ブロック「道の駅」連絡会の田島浩美事務局長から駅長帽が贈られた。
 トマッテの前では、テープカットがあり、佐原市長ら関係者が白井駅長の「道の駅とよはし、出発進行!」の号令でハサミを入れた。
 トマッテには開店を待つ人の行列ができ、午前10時には40人ほどが並び、その後さらに増加、予定より15分早い10時45分にオープンした。一番乗りは、岩手県から車で訪れ、豊橋に仕事の知人がいるという六人部(むとべ)好伸さん。インターネットで開店日を知って、早朝5時半に並んだ。「いいと聞いたパンを買ったり、豊橋カレーうどんを食べたりしてみようと思う」と話した。
 小学生2人の子どもを連れて訪れた豊橋市内の男性は「いつも近くを通っていて関心があった。何があるか楽しみ」と親子で期待を寄せていた。
 トマッテは平屋建てで、室内は三河材が多く使われ、高い天井が開放的な雰囲気。飲食、物販の各店舗は、豊橋を中心にした産物を使う。道の駅に近い“表浜地域”で盛んなサーフィン、パラグライダーや、デジタル工作機の体験も申し込める。今後、農業体験、スポーツ仕様の電動アシスト自転車E-バイクの貸し出しなども予定し、豊橋ならではの魅力を体感できる拠点になる。
 人気の食彩村に加え、トマッテの誕生で、年間100万人以上の来場者を目指している。
 東側の駐車場は126台収容。24時間利用できる情報提供施設、防災備蓄倉庫が設置されている。
 「とよはし」は中部地方133駅目の道の駅として登録され、県内では17駅目。
(中村晋也)

道の駅とよはしの開駅を祝って行われたテープカット=豊橋市東七根町で
道の駅とよはしの開駅を祝って行われたテープカット=豊橋市東七根町で
トマッテの開店を待つ人たち=同
トマッテの開店を待つ人たち=同

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

 PR

PR