NHK朝ドラ「エール」 ヒロイン・金子さん役は二階堂さん

　昭和を代表する作曲家・古関裕而さん、豊橋市出身の妻・金子（きんこ）さんをモデルにした朝のＮＨＫ連続テレビ小説（朝ドラ）「エール」のヒロイン・金子さん役が、女優の二階堂ふみさんに決まった。ＮＨＫが３日、発表した。
　古関さんは福島市出身で、前回の東京五輪（１９６４年）で行進曲「オリンピックマーチ」や全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」などを作り、豊橋市歌も手掛けている。金子さんは歌手としても活躍し、エールは夫婦の物語を描く。古関さん役は俳優の窪田正孝さん。
　金子さんは、国際作曲コンクールで入賞した古関さんの記事を新聞で見て感激、手紙を書いた後、文通を３カ月ほど続けた。２人の思いは膨らみ、その年に結婚。積極的な女性、金子さんを二階堂さんが演じる。
（中村晋也）