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小学校の英語教育充実へ 田原市教委と塾がタッグ

全国でも先進的な小学校の英語教育=田原市中部小学校で
全国でも先進的な小学校の英語教育=田原市中部小学校で

 2020年度から正式に小学校で英語教育がスタートする。田原市では市教委と塾がタッグを組んで、英語が苦手な教諭でも授業が出来るシステムを開発、7日に公開授業が行われた。
 システム開発に協力したのは、なかざわ・塾や英語スクールアニーなどを運営する「N教育」(豊橋市西幸町、中澤理代表)。具体的には教諭がタブレット端末を持ち、その指示に従って授業を進めるというもの。
 大画面のモニターに外国人がネイティブな発音で英語を話す姿が表示され、画面に映った外国人と子どもたちが会話をするような形で授業が進む。会話の進み方をタブレットで教諭が操作する。また画面に英文を表示することもでき、単語の読み方なども伝えらえる。
 タブレットの指示通りにすれば授業が出来る仕組みで、英語が苦手な教員でも、しっかりと授業を出来るように工夫されている。一昨年からシステムの開発をはじめ、改良を続けている。
 市教委では、「小学校の教諭は英語が苦手な方も多い。教諭のレベルで教育の質に差が出ないよう、タブレットを使った仕組みを開発しました」と話す。
 田原市では、2017年度から一部小学校、2018年度から全小学校で英語に取り組んでいる。現在は週1時間だが、来年度から2時間になる。
 市教委によると、市全域の小学校で一律の英語授業のシステムを開発したケースは少なく、全国的にも先進的な取り組みという。
 花井隆教育長は「渥美半島は、地元の高校に進学する子どもの割合が高い地域で、将来は小中高で連携して、英語授業のシステムをつくっていきたい」と意気込む。
(竹下貴信)

 2020年度から正式に小学校で英語教育がスタートする。田原市では市教委と塾がタッグを組んで、英語が苦手な教諭でも授業が出来るシステムを開発、7日に公開授業が行われた。
 システム開発に協力したのは、なかざわ・塾や英語スクールアニーなどを運営する「N教育」(豊橋市西幸町、中澤理代表)。具体的には教諭がタブレット端末を持ち、その指示に従って授業を進めるというもの。
 大画面のモニターに外国人がネイティブな発音で英語を話す姿が表示され、画面に映った外国人と子どもたちが会話をするような形で授業が進む。会話の進み方をタブレットで教諭が操作する。また画面に英文を表示することもでき、単語の読み方なども伝えらえる。
 タブレットの指示通りにすれば授業が出来る仕組みで、英語が苦手な教員でも、しっかりと授業を出来るように工夫されている。一昨年からシステムの開発をはじめ、改良を続けている。
 市教委では、「小学校の教諭は英語が苦手な方も多い。教諭のレベルで教育の質に差が出ないよう、タブレットを使った仕組みを開発しました」と話す。
 田原市では、2017年度から一部小学校、2018年度から全小学校で英語に取り組んでいる。現在は週1時間だが、来年度から2時間になる。
 市教委によると、市全域の小学校で一律の英語授業のシステムを開発したケースは少なく、全国的にも先進的な取り組みという。
 花井隆教育長は「渥美半島は、地元の高校に進学する子どもの割合が高い地域で、将来は小中高で連携して、英語授業のシステムをつくっていきたい」と意気込む。
(竹下貴信)

全国でも先進的な小学校の英語教育=田原市中部小学校で
全国でも先進的な小学校の英語教育=田原市中部小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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