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豊橋玉川小2年生 魚捕りやイシガメ放流を体験

鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げる児童=豊橋市石巻本町で
鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げる児童=豊橋市石巻本町で
放流するイシガメを手にする児童=同
放流するイシガメを手にする児童=同

 豊橋市立玉川小学校の2年生35人が、授業の一環として、校区の同市石巻本町の馬越川で魚捕りや、イシガメの放流を体験し、身近な自然に触れた。地元の人たちが川辺の草を刈るなど準備、当日は手助けし協力した。
 生活科の授業「生き物大好き」で、児童たちはこれまで、学校のビオトープ(生物生息空間)で捕まえたオタマジャクシやプールのヤゴを育てた。「生き物を多くしたい」という児童たちの声に川でも生物を探すことにした。
 協力したのは、地域の子どもたちと昔の遊びや、自然を舞台にした遊びをしている地元の鈴木義行さん(71)と、妻のふみ子さん。聞きつけた地域の人たちも手伝い、子どもたちが安全に川で遊べるよう準備した。川の約50㍍区間の草を刈るなどして、堤防から川へ安全で楽しく降りられる木製滑り台も用意した。
 今月5日の当日、歩いて川へやって来た児童たちを鈴木さんらが迎えた。魚など生き物の捕まえ方を教え、児童たちは順番にそろそろと川へ入った。たも網を川の中へ入れ、鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げると、児童から「捕れたー」と大きな声。カワムツ、ザリガニ、モエビ、ドジョウなどが捕れた。
 児童たちはイシガメの放流も楽しみにしていて、「元気でね」と言いながらそっと放した。イシガメは、甲羅にけがをしていたカメを鈴木さん夫婦が保護したのがきっかけで、自宅で繁殖するようになり、生後8~10カ月の20匹を放流した。
 児童たちは「また捕りたい」「初めてカメに触った」などと体験に満足そうで、鈴木さんは「自然がいっぱいある地域なので、お父さんたちと一緒に遊んでね」と呼び掛けていた。
 捕まえた生き物は、児童たちが水槽で飼育している。
(中村晋也)

 豊橋市立玉川小学校の2年生35人が、授業の一環として、校区の同市石巻本町の馬越川で魚捕りや、イシガメの放流を体験し、身近な自然に触れた。地元の人たちが川辺の草を刈るなど準備、当日は手助けし協力した。
 生活科の授業「生き物大好き」で、児童たちはこれまで、学校のビオトープ(生物生息空間)で捕まえたオタマジャクシやプールのヤゴを育てた。「生き物を多くしたい」という児童たちの声に川でも生物を探すことにした。
 協力したのは、地域の子どもたちと昔の遊びや、自然を舞台にした遊びをしている地元の鈴木義行さん(71)と、妻のふみ子さん。聞きつけた地域の人たちも手伝い、子どもたちが安全に川で遊べるよう準備した。川の約50㍍区間の草を刈るなどして、堤防から川へ安全で楽しく降りられる木製滑り台も用意した。
 今月5日の当日、歩いて川へやって来た児童たちを鈴木さんらが迎えた。魚など生き物の捕まえ方を教え、児童たちは順番にそろそろと川へ入った。たも網を川の中へ入れ、鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げると、児童から「捕れたー」と大きな声。カワムツ、ザリガニ、モエビ、ドジョウなどが捕れた。
 児童たちはイシガメの放流も楽しみにしていて、「元気でね」と言いながらそっと放した。イシガメは、甲羅にけがをしていたカメを鈴木さん夫婦が保護したのがきっかけで、自宅で繁殖するようになり、生後8~10カ月の20匹を放流した。
 児童たちは「また捕りたい」「初めてカメに触った」などと体験に満足そうで、鈴木さんは「自然がいっぱいある地域なので、お父さんたちと一緒に遊んでね」と呼び掛けていた。
 捕まえた生き物は、児童たちが水槽で飼育している。
(中村晋也)

鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げる児童=豊橋市石巻本町で
鈴木さんの「はい、上げて」の声で網を引き上げる児童=豊橋市石巻本町で
放流するイシガメを手にする児童=同
放流するイシガメを手にする児童=同

カテゴリー:社会・経済

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