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豊川浄化センターが下水処理水を無料提供

下水処理水を無料提供している豊川浄化センター
下水処理水を無料提供している豊川浄化センター

 東三河地方も梅雨入りしたが、依然として宇連ダム(新城市)の貯水率は低く、水道用水などで節水率10%の対策が続く。豊橋市新西浜町の豊川浄化センターでは下水処理水を市民に無料提供しており、渇水対策の一環として積極的な活用を呼び掛けている。
 三河湾の河口付近にある県管轄の浄化センターでは、施設で浄化して海に流す段階の下水処理水を年間を通して無料で提供中。利用用途としてはトイレなどの中水道、公園・街路樹などでの散水、工事現場の雑用水、清掃水などに限られる。大腸菌などが含まれており、真水ではないため飲料水としては利用できない。
 今年は春先から長雨に恵まれず、東三河に水を供給する豊川用水の最大の水源・宇連ダムの貯水率が34年ぶりにゼロとなった。5月下旬からの降雨で回復したが、田植えの季節にも入り、同センターは主に畑の水まきや、工事現場での砂ぼこり対策などへの有効活用を呼び掛けている。
 利用時には申請手続きが必要で、処理水を受け取るためのタンク持参が必須。平日の午前9時から午後5時まで受け付けている。問い合わせは、県東三河建設事務所都市施設整備課(0532・52・1391)へ。
(由本裕貴)

 東三河地方も梅雨入りしたが、依然として宇連ダム(新城市)の貯水率は低く、水道用水などで節水率10%の対策が続く。豊橋市新西浜町の豊川浄化センターでは下水処理水を市民に無料提供しており、渇水対策の一環として積極的な活用を呼び掛けている。
 三河湾の河口付近にある県管轄の浄化センターでは、施設で浄化して海に流す段階の下水処理水を年間を通して無料で提供中。利用用途としてはトイレなどの中水道、公園・街路樹などでの散水、工事現場の雑用水、清掃水などに限られる。大腸菌などが含まれており、真水ではないため飲料水としては利用できない。
 今年は春先から長雨に恵まれず、東三河に水を供給する豊川用水の最大の水源・宇連ダムの貯水率が34年ぶりにゼロとなった。5月下旬からの降雨で回復したが、田植えの季節にも入り、同センターは主に畑の水まきや、工事現場での砂ぼこり対策などへの有効活用を呼び掛けている。
 利用時には申請手続きが必要で、処理水を受け取るためのタンク持参が必須。平日の午前9時から午後5時まで受け付けている。問い合わせは、県東三河建設事務所都市施設整備課(0532・52・1391)へ。
(由本裕貴)

下水処理水を無料提供している豊川浄化センター
下水処理水を無料提供している豊川浄化センター

カテゴリー:社会・経済

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