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豊橋八町小の算数 英語で授業

英語を使った算数の授業=八町小学校で
英語を使った算数の授業=八町小学校で

 豊橋市教育委員会は20日、市立八町小学校で来年度から導入する国語、道徳以外の教科を英語で学ぶ「イマージョン教育」に先がけて始めた3年生の英語による算数の授業を報道関係者に公開した。基礎学力を低下させないようにしながら、英語のコミュニケーション力を磨き、グローバル人材の育成につなげる。
 八町小で来年度から計画されている英語イマージョン教育では、特認校制で市内全域から児童を受け入れ、外国籍、帰国子女も対象にして行う。
 これに先立ち、今年度から算数の英語イマージョン教育を開始。3年生27人のうち、体験をした上で20人が選択している。
 この日の公開授業では、外国人英語指導員(ALT)と日本人教員が指導者となり、日本語の教科書を使い、「イマージョン教育」の名の通りほぼ英語で3けたの筆算の引き算、足し算を教えた。児童たちは、歌などで数字を英語で声に出したあと、くり下がり、くり上がりを勉強。問題も解き、ALTが「ナイス」「グッド」と言いながら助言した。
 児童の1人、今野紗良さんは「ちょっと難しいところもあるけど、分かりやすく教えてくれ、楽しい授業」と話していた。
 八町小では、2017(平成29)年から3カ年の研究実践校として「英語で学ぶ」授業が始まり、体育などの教科で英語を使った授業が展開されている。児童たちの英語への抵抗感がないことから、他教科にも導入。来年度から、国語、道徳以外の教科を英語で学ぶイマージョン教育を20人程度で予定している。学習指導要領に沿って授業を行い、日本語の教科書を英訳して使う。
(中村晋也)

 豊橋市教育委員会は20日、市立八町小学校で来年度から導入する国語、道徳以外の教科を英語で学ぶ「イマージョン教育」に先がけて始めた3年生の英語による算数の授業を報道関係者に公開した。基礎学力を低下させないようにしながら、英語のコミュニケーション力を磨き、グローバル人材の育成につなげる。
 八町小で来年度から計画されている英語イマージョン教育では、特認校制で市内全域から児童を受け入れ、外国籍、帰国子女も対象にして行う。
 これに先立ち、今年度から算数の英語イマージョン教育を開始。3年生27人のうち、体験をした上で20人が選択している。
 この日の公開授業では、外国人英語指導員(ALT)と日本人教員が指導者となり、日本語の教科書を使い、「イマージョン教育」の名の通りほぼ英語で3けたの筆算の引き算、足し算を教えた。児童たちは、歌などで数字を英語で声に出したあと、くり下がり、くり上がりを勉強。問題も解き、ALTが「ナイス」「グッド」と言いながら助言した。
 児童の1人、今野紗良さんは「ちょっと難しいところもあるけど、分かりやすく教えてくれ、楽しい授業」と話していた。
 八町小では、2017(平成29)年から3カ年の研究実践校として「英語で学ぶ」授業が始まり、体育などの教科で英語を使った授業が展開されている。児童たちの英語への抵抗感がないことから、他教科にも導入。来年度から、国語、道徳以外の教科を英語で学ぶイマージョン教育を20人程度で予定している。学習指導要領に沿って授業を行い、日本語の教科書を英訳して使う。
(中村晋也)

英語を使った算数の授業=八町小学校で
英語を使った算数の授業=八町小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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