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豊川で新規農業就労者のつどい

各関係団体の代表者から激励された新規就農者たち=プリオで
各関係団体の代表者から激励された新規就農者たち=プリオで

 豊川市や県、農業関連団体で組織する市農政企画協議会(会長=山脇実市長)は5日、市内の新規就農者向けの「豊川市ニューファーマーのつどい」をプリオ(諏訪3)で初開催した。地域農業の新たな担い手たちへの激励や情報提供のほか、参加者同士の意見交換が行われた。
 2016(平成28)年から今年春までに新規参入やUターンで就農した12人が出席。栽培する品目もイチゴや大葉、アスパラガスやバラなどさまざまで、一人ずつこれまでの経営状況や今後の抱負を発表した。
 各団体代表者からの激励もあり、農業経験者でもある市農業経営士会の金田安博会長は「最近の農業状況はかなり厳しい。サラリーマンの倍ぐらいの収入を得るぐらいの気持ちで頑張ってほしい。熱心に勉強して、自分で経営が上向くように考えてほしい」と呼び掛け、JAひまわりの権田晃範組合長も「農業は手を加えればそれなりに答えが出る正直な産業。我々もできることは精いっぱい支援したい」と約束した。
 このほか、20~30代の就農者が定例会や視察、イベント出店を行う「豊川4Hクラブ」や、JAひまわり青年部、年6回赤塚山公園で開催する「とよかわ農業市」、各種補助事業やセミナーなどについて各担当者が紹介した。
 昼食を兼ねた交流会も行われた。豊橋市の会社を退職し、昨年1月から両親とトマト栽培を行っている松下公亮さん(23)は「作っているものが違えど、同じ農業者なのでいい交流ができれば」と話していた。
(由本裕貴)

 豊川市や県、農業関連団体で組織する市農政企画協議会(会長=山脇実市長)は5日、市内の新規就農者向けの「豊川市ニューファーマーのつどい」をプリオ(諏訪3)で初開催した。地域農業の新たな担い手たちへの激励や情報提供のほか、参加者同士の意見交換が行われた。
 2016(平成28)年から今年春までに新規参入やUターンで就農した12人が出席。栽培する品目もイチゴや大葉、アスパラガスやバラなどさまざまで、一人ずつこれまでの経営状況や今後の抱負を発表した。
 各団体代表者からの激励もあり、農業経験者でもある市農業経営士会の金田安博会長は「最近の農業状況はかなり厳しい。サラリーマンの倍ぐらいの収入を得るぐらいの気持ちで頑張ってほしい。熱心に勉強して、自分で経営が上向くように考えてほしい」と呼び掛け、JAひまわりの権田晃範組合長も「農業は手を加えればそれなりに答えが出る正直な産業。我々もできることは精いっぱい支援したい」と約束した。
 このほか、20~30代の就農者が定例会や視察、イベント出店を行う「豊川4Hクラブ」や、JAひまわり青年部、年6回赤塚山公園で開催する「とよかわ農業市」、各種補助事業やセミナーなどについて各担当者が紹介した。
 昼食を兼ねた交流会も行われた。豊橋市の会社を退職し、昨年1月から両親とトマト栽培を行っている松下公亮さん(23)は「作っているものが違えど、同じ農業者なのでいい交流ができれば」と話していた。
(由本裕貴)

各関係団体の代表者から激励された新規就農者たち=プリオで
各関係団体の代表者から激励された新規就農者たち=プリオで

カテゴリー:社会・経済

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