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豊川特別支援学校で清掃作業学習会

管財の社員㊨からモップの絞り方を教わる生徒ら=豊川特別支援学校で
管財の社員㊨からモップの絞り方を教わる生徒ら=豊川特別支援学校で

 豊川市平尾町の県立豊川特別支援学校(藤井毅校長)で10日、清掃作業学習会が開かれた。豊橋市の清掃業・管財の水藤維人(しげと)代表取締役社長(59)ら7人が、中学部と高等部の生徒ら42人に一流の清掃技術を指南した。
 中学部は県教委のチャレンジ体験推進事業、高等部は2016(平成28)年度に立ち上がった職業コース(総合Aコース)の取り組みとして実施するもので、雑巾やモップなど清掃道具の使い方が指導された
 モップの使い方では、拭き残しのないように床を左右に磨きながら後退する方法を伝授。水に濡らした際の絞り方やたたみ方、雑巾を使ったテーブルの拭き方も説明され、普段学校では学べないコツが伝えられた。
 管財には同校卒業生が3人勤務しており、普段は豊橋市民病院などで清掃業務に励んでいる加藤貴啓さん(27)もこの日は講師として来校。後輩たちに優しく教えていた。
 一般企業への就職を目指す生徒らの職業訓練だけでなく、加藤さんのような卒業生が社会で立派に活躍する姿を見てもらおうと毎年実施しており、水藤社長は「皆さんの笑顔を見ながら、我々も楽しくできた。社会に出れば掃除はどこでもあるので、きょうのことを生かしてほしい」とエールを送った。
 高等部3年の鎌倉愛美さんは「モップがけではくまなく拭くことを心掛けたいと思う」と話していた。
(由本裕貴)

 豊川市平尾町の県立豊川特別支援学校(藤井毅校長)で10日、清掃作業学習会が開かれた。豊橋市の清掃業・管財の水藤維人(しげと)代表取締役社長(59)ら7人が、中学部と高等部の生徒ら42人に一流の清掃技術を指南した。
 中学部は県教委のチャレンジ体験推進事業、高等部は2016(平成28)年度に立ち上がった職業コース(総合Aコース)の取り組みとして実施するもので、雑巾やモップなど清掃道具の使い方が指導された
 モップの使い方では、拭き残しのないように床を左右に磨きながら後退する方法を伝授。水に濡らした際の絞り方やたたみ方、雑巾を使ったテーブルの拭き方も説明され、普段学校では学べないコツが伝えられた。
 管財には同校卒業生が3人勤務しており、普段は豊橋市民病院などで清掃業務に励んでいる加藤貴啓さん(27)もこの日は講師として来校。後輩たちに優しく教えていた。
 一般企業への就職を目指す生徒らの職業訓練だけでなく、加藤さんのような卒業生が社会で立派に活躍する姿を見てもらおうと毎年実施しており、水藤社長は「皆さんの笑顔を見ながら、我々も楽しくできた。社会に出れば掃除はどこでもあるので、きょうのことを生かしてほしい」とエールを送った。
 高等部3年の鎌倉愛美さんは「モップがけではくまなく拭くことを心掛けたいと思う」と話していた。
(由本裕貴)

管財の社員㊨からモップの絞り方を教わる生徒ら=豊川特別支援学校で
管財の社員㊨からモップの絞り方を教わる生徒ら=豊川特別支援学校で

カテゴリー:社会・経済

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