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豊橋市自然史博物館で特別企画展「深海の玉手箱」

神秘に包まれた深海の世界が体感できる企画展「深海の玉手箱」=豊橋市自然史博物館で
神秘に包まれた深海の世界が体感できる企画展「深海の玉手箱」=豊橋市自然史博物館で

 神秘に包まれた深海の世界が体感できる特別企画展「深海の玉手箱」が12日、豊橋市自然史博物館で始まった。特殊で厳しい環境に適応してきたユニークな生物たちの標本や、日本が世界に誇る有人潜水調査船の模型など約300点を展示し、“人類最後のフロンティア”と呼ばれる水深200㍍を超える海の世界へと誘う。
 会場の天井には、全長約8㍍にもなるダイオウイカの実物大バルーンが浮き、迫力の深海世界が広がる。そばには、哺乳類の中で最も潜水能力が高く、ダイオウイカを補食するマッコウクジラも並ぶ。
 昨年9月に三河湾で発見された雌のマッコウクジラの頭骨で、初登場。さらに、名古屋芸術大学の学生らによるトリックアート(2・1㍍×2・1㍍)で、補食の様子が目の当たりにできる。
 世界で7隻しかない深さ6500㍍まで潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」を10分の1サイズの模型で展示。高い水圧にも耐えうる実物ののぞき窓も見られる。他にも、支援母船「よこすか」、深海巡航探査機「うらしま」、地球深部探査船「ちきゅう」の模型が並び、未知の世界へ挑戦する人類の歩みにも触れられる。
 実は身近な深海生物として、すしネタなどで紹介。蒲郡市の竹島水族館や漁師の協力でミツクリザメやアイザメなどが冷凍の姿で見られる。また、自分が書いた深海生物がスクリーンで泳ぎだす「お絵かき深海アクアリウム」や映像が流れるスクリーンの中に顔を入れる「のぞきみ水族館」など、子どもたちでも楽しめる内容。
 特別企画展は9月1日まで。大人700円、小・中学生300円。別途でのんほいパーク入園料がかかる。
 27日午後2時半からは、名古屋大学大学院環境学研究科教授の道林克禎さんによる記念講演も開催。参加無料で、小学3年生以上を対象に定員60人。現在、参加者を募集中。問い合わせは同博物館(0532・41・4747)へ。
(飯塚雪)

 神秘に包まれた深海の世界が体感できる特別企画展「深海の玉手箱」が12日、豊橋市自然史博物館で始まった。特殊で厳しい環境に適応してきたユニークな生物たちの標本や、日本が世界に誇る有人潜水調査船の模型など約300点を展示し、“人類最後のフロンティア”と呼ばれる水深200㍍を超える海の世界へと誘う。
 会場の天井には、全長約8㍍にもなるダイオウイカの実物大バルーンが浮き、迫力の深海世界が広がる。そばには、哺乳類の中で最も潜水能力が高く、ダイオウイカを補食するマッコウクジラも並ぶ。
 昨年9月に三河湾で発見された雌のマッコウクジラの頭骨で、初登場。さらに、名古屋芸術大学の学生らによるトリックアート(2・1㍍×2・1㍍)で、補食の様子が目の当たりにできる。
 世界で7隻しかない深さ6500㍍まで潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」を10分の1サイズの模型で展示。高い水圧にも耐えうる実物ののぞき窓も見られる。他にも、支援母船「よこすか」、深海巡航探査機「うらしま」、地球深部探査船「ちきゅう」の模型が並び、未知の世界へ挑戦する人類の歩みにも触れられる。
 実は身近な深海生物として、すしネタなどで紹介。蒲郡市の竹島水族館や漁師の協力でミツクリザメやアイザメなどが冷凍の姿で見られる。また、自分が書いた深海生物がスクリーンで泳ぎだす「お絵かき深海アクアリウム」や映像が流れるスクリーンの中に顔を入れる「のぞきみ水族館」など、子どもたちでも楽しめる内容。
 特別企画展は9月1日まで。大人700円、小・中学生300円。別途でのんほいパーク入園料がかかる。
 27日午後2時半からは、名古屋大学大学院環境学研究科教授の道林克禎さんによる記念講演も開催。参加無料で、小学3年生以上を対象に定員60人。現在、参加者を募集中。問い合わせは同博物館(0532・41・4747)へ。
(飯塚雪)

神秘に包まれた深海の世界が体感できる企画展「深海の玉手箱」=豊橋市自然史博物館で
神秘に包まれた深海の世界が体感できる企画展「深海の玉手箱」=豊橋市自然史博物館で

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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