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高校野球愛知大会 春選抜優勝の東邦2回戦で姿消す

カテゴリー:スポーツ / 特集

打者を打ち取りハイタッチする豊川工の笠井㊧・下村バッテリー=豊田球場で
打者を打ち取りハイタッチする豊川工の笠井㊧・下村バッテリー=豊田球場で
選手に指示を出す豊川工・山崎監督㊨=同
選手に指示を出す豊川工・山崎監督㊨=同

 全国高校野球愛知大会は13日、各地で2回戦が行われ、東三河勢は豊橋中央、小坂井、新城東、蒲郡が3回戦へ勝ち進んだ。豊川工業は新監督の下、西春を相手に1-3と健闘した。今春選抜甲子園で優勝した東邦は3-10で星城にコールド負けし、2回戦で姿を消した。

豊川工が健闘も惜敗

 小雨が舞う中、豊川工業が西春に惜敗した。
 先発・笠井稜平投手(3年)は気迫あふれる投球で3回まで無失点に抑えるも、4回に四球と失策からピンチを招き、適時打で1点を献上した。
 反撃したい打線は6回、2死一塁から4番・榊原崇時選手(3年)が左中間を破る三塁打で同点に追い付いた。しかし7回、エラーなどから勝ち越された。その後はチャンスであと1本が出ず、豊川工業3年生7人の夏が幕を閉じた。
 攻守でチームを引っ張った主将・下村耀捕手(3年)は「楽しくできました。やりきったという感じ。悔いはありません」とすがすがしい笑顔。後輩たちには「練習から野球を楽しんでほしい。その上で、来年は2回戦を突破できるように頑張ってほしい」と語った。自身の今後の進路については「今まで主将としてチームをまとめてきた。リーダーシップを発揮できるような仕事に就きたい」と前を向いた。
 4月から新任で指導を注いできた山崎安記監督(30)は「惜しかった。勝たせてあげたかった」と涙をこらえた。自身もかつて時習館の高校球児だった山崎監督は、就職する3年生に「高校野球で学んだことは必ず社会人になっても役に立つ。野球も仕事もチームプレー。目標達成に向けて、チームで頑張ったこの経験を社会人生活にも生かしてほしい」と激励した。
(木村裕貴)

▽2回戦
西 春000100101|3
豊川工000001000|1
(西)柏木-後藤
(豊)笠井-下村
(豊田球場)

 全国高校野球愛知大会は13日、各地で2回戦が行われ、東三河勢は豊橋中央、小坂井、新城東、蒲郡が3回戦へ勝ち進んだ。豊川工業は新監督の下、西春を相手に1-3と健闘した。今春選抜甲子園で優勝した東邦は3-10で星城にコールド負けし、2回戦で姿を消した。

豊川工が健闘も惜敗

 小雨が舞う中、豊川工業が西春に惜敗した。
 先発・笠井稜平投手(3年)は気迫あふれる投球で3回まで無失点に抑えるも、4回に四球と失策からピンチを招き、適時打で1点を献上した。
 反撃したい打線は6回、2死一塁から4番・榊原崇時選手(3年)が左中間を破る三塁打で同点に追い付いた。しかし7回、エラーなどから勝ち越された。その後はチャンスであと1本が出ず、豊川工業3年生7人の夏が幕を閉じた。
 攻守でチームを引っ張った主将・下村耀捕手(3年)は「楽しくできました。やりきったという感じ。悔いはありません」とすがすがしい笑顔。後輩たちには「練習から野球を楽しんでほしい。その上で、来年は2回戦を突破できるように頑張ってほしい」と語った。自身の今後の進路については「今まで主将としてチームをまとめてきた。リーダーシップを発揮できるような仕事に就きたい」と前を向いた。
 4月から新任で指導を注いできた山崎安記監督(30)は「惜しかった。勝たせてあげたかった」と涙をこらえた。自身もかつて時習館の高校球児だった山崎監督は、就職する3年生に「高校野球で学んだことは必ず社会人になっても役に立つ。野球も仕事もチームプレー。目標達成に向けて、チームで頑張ったこの経験を社会人生活にも生かしてほしい」と激励した。
(木村裕貴)

▽2回戦
西 春000100101|3
豊川工000001000|1
(西)柏木-後藤
(豊)笠井-下村
(豊田球場)

打者を打ち取りハイタッチする豊川工の笠井㊧・下村バッテリー=豊田球場で
打者を打ち取りハイタッチする豊川工の笠井㊧・下村バッテリー=豊田球場で
選手に指示を出す豊川工・山崎監督㊨=同
選手に指示を出す豊川工・山崎監督㊨=同

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