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豊橋市の野外教育2施設 民間活力導入に向け検討

民間活力の導入が検討されている少年自然の家=豊橋市伊古部町で
民間活力の導入が検討されている少年自然の家=豊橋市伊古部町で

 豊橋市は、伊古部町の高塚緑地にある二つの野外教育施設、少年自然の家と野外教育センターを対象として、民間活力導入に向け検討している。サウンディング型市場調査(アイデア募集)を実施し、関心のある民間事業者から整備、運営などについて提案を受け、実現可能性などを把握する。
 同調査は、事業化検討段階で民間事業者に意見を求め、直接対話を通じて市場性の有無、実現可能性などを探る。田原市などでも、この調査を取り入れている。
 歩いて行ける距離にある少年自然の家と野外教育センターは、市内の小学校や中学校の一部、団体などが野外教育活動で利用。二つとも設置から50年近くが経過し、老朽化している。その上、2035年度を目標年次とする公共施設の最適化に向けた市公共施設等総合管理方針では、今後も児童、生徒数の減少が予想されるため、統廃合を含めた施設の在り方を検討する時期にきており、統廃合や移転などを考えていくとしている。
 今回の調査にあたり、市は基本的な考えとして、市内小学生の宿泊体験学習活動を維持(200人程度の宿泊施設1カ所を想定)することや、土砂災害特別警戒区域に伴う安全性確保への取り組み、施設周辺の自然環境を生かした学習プログラムの実施や周辺観光資源が活用できる機能を持たせることを示している。
 その上で、二つの施設の一体活用、または単独のアイデアを求めていく。
 今月8日には現地見学会・説明会を開催したほか、16日までアイデアに関する対話に参加する民間事業者を受け付ける。24日~8月5日の間に、個別でヒアリング、意見交換する。市と全事業者の対話終了後、事業者を公募する。
 詳細は市のホームページで分かる。
(中村晋也)

 豊橋市は、伊古部町の高塚緑地にある二つの野外教育施設、少年自然の家と野外教育センターを対象として、民間活力導入に向け検討している。サウンディング型市場調査(アイデア募集)を実施し、関心のある民間事業者から整備、運営などについて提案を受け、実現可能性などを把握する。
 同調査は、事業化検討段階で民間事業者に意見を求め、直接対話を通じて市場性の有無、実現可能性などを探る。田原市などでも、この調査を取り入れている。
 歩いて行ける距離にある少年自然の家と野外教育センターは、市内の小学校や中学校の一部、団体などが野外教育活動で利用。二つとも設置から50年近くが経過し、老朽化している。その上、2035年度を目標年次とする公共施設の最適化に向けた市公共施設等総合管理方針では、今後も児童、生徒数の減少が予想されるため、統廃合を含めた施設の在り方を検討する時期にきており、統廃合や移転などを考えていくとしている。
 今回の調査にあたり、市は基本的な考えとして、市内小学生の宿泊体験学習活動を維持(200人程度の宿泊施設1カ所を想定)することや、土砂災害特別警戒区域に伴う安全性確保への取り組み、施設周辺の自然環境を生かした学習プログラムの実施や周辺観光資源が活用できる機能を持たせることを示している。
 その上で、二つの施設の一体活用、または単独のアイデアを求めていく。
 今月8日には現地見学会・説明会を開催したほか、16日までアイデアに関する対話に参加する民間事業者を受け付ける。24日~8月5日の間に、個別でヒアリング、意見交換する。市と全事業者の対話終了後、事業者を公募する。
 詳細は市のホームページで分かる。
(中村晋也)

民間活力の導入が検討されている少年自然の家=豊橋市伊古部町で
民間活力の導入が検討されている少年自然の家=豊橋市伊古部町で

カテゴリー:政治・行政

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