きょう21日に参院選投開票

　任期満了に伴う第２５回参議院議員通常選挙は、２０日に１７日間の論戦を終え、きょう２１日投票が行われ、即日開票される。
　今回の選挙戦の主な争点は、「老後資産２０００万円不足」に端を発した年金問題、消費税増税、憲法改正など。改選数は１２４、改選後の全議席は２４８。
　自民党は改選過半数の６３議席を最低の勝敗ラインとする一方、公明などを含めた与党で憲法改正の国会発議に必要な３分の２（１６４議席）の確保も照準に入れており、３２ある１人区の動向や有権者の多数を占める浮動票の行方が大きなカギとなりそう。
　このうち愛知県選挙区（改選数４）の立候補者は、届け出順に▽安江伸夫（３２）＝公明・新▽橋本勉（６５）＝オリーブの木・新▽大塚耕平（５９）＝国民・現▽須山初美（４０）＝共産・新▽古川均（６５）＝労働の解放をめざす労働者党・新▽平山良平（７１）＝社民・新▽石井均（５４）＝無所属・新▽岬麻紀（５０）＝維新・新▽酒井庸行（６７）＝自民・現▽田島麻衣子（４２）＝立憲民主・新▽牛田宏幸（４８）＝安楽死制度を考える会・新▽末永友香梨（３７）＝ＮＨＫから国民を守る党・新＝の１２氏。４議席を現職２人と新人１０人が争う混戦となっている。
　投票は、午前７時から午後８時県内１６８９カ所の投票所（一部の７２投票所では閉鎖時間繰り上げ）で行われ、県内６２カ所の開票所で即日開票される。
（参院選取材班）