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参院選愛知選挙区 酒井氏、大塚氏、田島氏、安江氏当選

万歳三唱する酒井氏=名古屋市内の事務所で
万歳三唱する酒井氏=名古屋市内の事務所で
支援者と握手を交わす大塚氏=名古屋市内の事務所で
支援者と握手を交わす大塚氏=名古屋市内の事務所で
くす玉を割り、初当選を祝う田島氏=名古屋市内の事務所で
くす玉を割り、初当選を祝う田島氏=名古屋市内の事務所で

 任期満了に伴う第25回参議院議員通常選挙は21日投票、即日開票された。前回の第24回選挙から改選定数が1増え、4議席を現職2人、新人10人の12人で争う混戦となった愛知県選挙区は、自民現職の酒井庸行氏(67)が手堅く票をまとめて再選を果たした。また自民と連立を組む公明新人の安江伸夫氏(32)も初当選した。旧民進党が分裂後、初の選挙となった国民民主現職の大塚耕平氏(59)は知名度と実績を武器に4回目の当選。立憲民主新人の田島麻衣子氏(42)も初当選して旧民進党の2議席を分け合った。県内の投票率は48・18%だった。一方、期日前投票数は99万1323人で選挙人名簿登録者に対する割合は16・12%で、前回(3年前)の14・83%を上回ったものの2017年の衆議院総選挙の21・37%には及ばなかった。
 今回の参院選は、年金問題、消費税増税、憲法改正などが主な争点。改選数は124で、自民が公明などの与党を含めて憲法改正の国会発議に必要な全248議席の3分の2にあたる164語席を獲得できるかどうかが焦点とされ、各党とも当初から激しい論戦を展開した。
 その中で自民は確実な議席確保を狙い、候補者を現職の酒井氏1人に絞って有利に戦いを進め議席を守ったほか、公明新人の安江氏も公明支持層のほか、若さを武器に無党派層にも食い込み、票を積み重ね、議席を獲得した。
 一方、前回の民進党から分かれた野党の立憲民主と国民民主は、共倒れが心配されたが、国民民主現職の大塚氏が実績と知名度で議席を確保、立憲民主新人の田島氏も元国連職員の経歴をバックに他の新人候補を振り切って初当選。4議席を与野党で2議席ずつ分ける結果になった。
 (参院選取材班)

 任期満了に伴う第25回参議院議員通常選挙は21日投票、即日開票された。前回の第24回選挙から改選定数が1増え、4議席を現職2人、新人10人の12人で争う混戦となった愛知県選挙区は、自民現職の酒井庸行氏(67)が手堅く票をまとめて再選を果たした。また自民と連立を組む公明新人の安江伸夫氏(32)も初当選した。旧民進党が分裂後、初の選挙となった国民民主現職の大塚耕平氏(59)は知名度と実績を武器に4回目の当選。立憲民主新人の田島麻衣子氏(42)も初当選して旧民進党の2議席を分け合った。県内の投票率は48・18%だった。一方、期日前投票数は99万1323人で選挙人名簿登録者に対する割合は16・12%で、前回(3年前)の14・83%を上回ったものの2017年の衆議院総選挙の21・37%には及ばなかった。
 今回の参院選は、年金問題、消費税増税、憲法改正などが主な争点。改選数は124で、自民が公明などの与党を含めて憲法改正の国会発議に必要な全248議席の3分の2にあたる164語席を獲得できるかどうかが焦点とされ、各党とも当初から激しい論戦を展開した。
 その中で自民は確実な議席確保を狙い、候補者を現職の酒井氏1人に絞って有利に戦いを進め議席を守ったほか、公明新人の安江氏も公明支持層のほか、若さを武器に無党派層にも食い込み、票を積み重ね、議席を獲得した。
 一方、前回の民進党から分かれた野党の立憲民主と国民民主は、共倒れが心配されたが、国民民主現職の大塚氏が実績と知名度で議席を確保、立憲民主新人の田島氏も元国連職員の経歴をバックに他の新人候補を振り切って初当選。4議席を与野党で2議席ずつ分ける結果になった。
 (参院選取材班)

万歳三唱する酒井氏=名古屋市内の事務所で
万歳三唱する酒井氏=名古屋市内の事務所で
支援者と握手を交わす大塚氏=名古屋市内の事務所で
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くす玉を割り、初当選を祝う田島氏=名古屋市内の事務所で
くす玉を割り、初当選を祝う田島氏=名古屋市内の事務所で

カテゴリー:政治・行政

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