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高校野球愛知大会 桜丘

カテゴリー:スポーツ / 特集

校歌を歌い、笑顔で一塁側スタンドへ駆け出す桜丘ナイン=岡崎市民球場で
校歌を歌い、笑顔で一塁側スタンドへ駆け出す桜丘ナイン=岡崎市民球場で
決勝進出を決め、吉見と抱き合う桜丘・堀尾㊨=同
決勝進出を決め、吉見と抱き合う桜丘・堀尾㊨=同

 桜丘の快進撃が止まらない。序盤からリードを許す苦しい展開も、徐々に点差を詰めて延長戦に持ち込み、延長12回裏にサヨナラで試合を決めた。豊橋中央戦以降、接戦を次々と制しているナインが、悲願の甲子園出場に王手をかけた。

 約5000人の観衆で埋め尽くされたスタンドがざわつく。一塁側は桜色のメガホンが揺れ、お祭り騒ぎだ。
 延長12回裏、1死から中神が右越え二塁打を放ち、右翼手がもたつく間に三塁へ。2者連続四球で満塁とし、伊藤大貴捕手(3年)が2球目を振り抜いた。「ここで決めてやろうと思った」。延長13回からは無死一、二塁で再開するタイブレークだったため、夢中でくらいついた。
 驚異の追い上げを見せた。5回まで1-3とリードされるも、6回に岡本光未遊撃手(3年)の右前打で1点差。8回に1点を奪われるも、その裏に再び岡本の適時二塁打で点差を縮めた。そして9回裏、2死となるも、杉浦、近藤の連打で一、三塁とし、堀尾の左前打で試合を振り出しに戻した。
 昨秋の新チーム発足時、実戦の戦いぶりや個々の身体能力から、杉澤哲監督は「近年にない弱いチーム。お前たちじゃ夏は戦えない」と言い放った。「全員で監督を見返してやろう」(堀尾)と、選手たちは冬場にダッシュや素振りで体を追い込んだ。学校初の4強、さらに決勝の舞台に駒を進めたチームに、指揮官は「どんな状況でもあきらめず、前向きに臨んでくれた。選手の気持ちが試合に表現されている」と成長を実感した。
 きょう決勝の相手は、優勝候補だった中京大中京に打ち勝った誉だ。2本の適時打を放った岡本は「決勝だからといってやることは変わらない。今までやってきたことを信じて、自分たちの野球をするだけ」と見据えた。
(由本裕貴)

▽準決勝
至学館
120000010000|4
100001011001X|5
桜丘
(延長12回)
(至)渡邉、疋田、熊谷-牧山
(桜)堀尾、吉見-伊藤大
(岡崎市民球場)


全芯全霊
悔しさをバットに込めたエース堀尾投手

 桜丘のエース堀尾陸投手(3年)が、悔しさをボールではなく、バットに込めた。土壇場の9回裏2死一、三塁、追い込まれながら左前へはじき返す同点タイムリーを放った。
 先発マウンドを託されるも、ふがいない内容に終わった。初回に先頭打者に四球を許し、犠打を処理した際に自らの悪送球で1点を失った。2回にも先頭から2者続けて四球を出し、これも失点につながった。3回2死一、二塁とピンチを背負ったところで、2番手の吉見拓真投手(3年)に交代していた。
 初回に自ら適時二塁打を放った堀尾は、「頼むぞ」と託した吉見が好投する姿を一塁の守備から見て奮起した。6回に左前打、8回に右前打で出塁し、いずれも得点につながった。「頼りになる存在。あいつがいるから自分は最初から飛ばせる」と慕う吉見と、試合後に笑顔で抱き合った。
 球数からしても、決勝の先発は堀尾が濃厚だ。「勝っても負けても、悔いなく自分の力を最大限出したい」と意気込む右腕は「完投して、捕手と抱き合うイメージはできています」とも話した。仲間と共に集大成の一戦に挑む。

 桜丘の快進撃が止まらない。序盤からリードを許す苦しい展開も、徐々に点差を詰めて延長戦に持ち込み、延長12回裏にサヨナラで試合を決めた。豊橋中央戦以降、接戦を次々と制しているナインが、悲願の甲子園出場に王手をかけた。

 約5000人の観衆で埋め尽くされたスタンドがざわつく。一塁側は桜色のメガホンが揺れ、お祭り騒ぎだ。
 延長12回裏、1死から中神が右越え二塁打を放ち、右翼手がもたつく間に三塁へ。2者連続四球で満塁とし、伊藤大貴捕手(3年)が2球目を振り抜いた。「ここで決めてやろうと思った」。延長13回からは無死一、二塁で再開するタイブレークだったため、夢中でくらいついた。
 驚異の追い上げを見せた。5回まで1-3とリードされるも、6回に岡本光未遊撃手(3年)の右前打で1点差。8回に1点を奪われるも、その裏に再び岡本の適時二塁打で点差を縮めた。そして9回裏、2死となるも、杉浦、近藤の連打で一、三塁とし、堀尾の左前打で試合を振り出しに戻した。
 昨秋の新チーム発足時、実戦の戦いぶりや個々の身体能力から、杉澤哲監督は「近年にない弱いチーム。お前たちじゃ夏は戦えない」と言い放った。「全員で監督を見返してやろう」(堀尾)と、選手たちは冬場にダッシュや素振りで体を追い込んだ。学校初の4強、さらに決勝の舞台に駒を進めたチームに、指揮官は「どんな状況でもあきらめず、前向きに臨んでくれた。選手の気持ちが試合に表現されている」と成長を実感した。
 きょう決勝の相手は、優勝候補だった中京大中京に打ち勝った誉だ。2本の適時打を放った岡本は「決勝だからといってやることは変わらない。今までやってきたことを信じて、自分たちの野球をするだけ」と見据えた。
(由本裕貴)

▽準決勝
至学館
120000010000|4
100001011001X|5
桜丘
(延長12回)
(至)渡邉、疋田、熊谷-牧山
(桜)堀尾、吉見-伊藤大
(岡崎市民球場)


全芯全霊
悔しさをバットに込めたエース堀尾投手

 桜丘のエース堀尾陸投手(3年)が、悔しさをボールではなく、バットに込めた。土壇場の9回裏2死一、三塁、追い込まれながら左前へはじき返す同点タイムリーを放った。
 先発マウンドを託されるも、ふがいない内容に終わった。初回に先頭打者に四球を許し、犠打を処理した際に自らの悪送球で1点を失った。2回にも先頭から2者続けて四球を出し、これも失点につながった。3回2死一、二塁とピンチを背負ったところで、2番手の吉見拓真投手(3年)に交代していた。
 初回に自ら適時二塁打を放った堀尾は、「頼むぞ」と託した吉見が好投する姿を一塁の守備から見て奮起した。6回に左前打、8回に右前打で出塁し、いずれも得点につながった。「頼りになる存在。あいつがいるから自分は最初から飛ばせる」と慕う吉見と、試合後に笑顔で抱き合った。
 球数からしても、決勝の先発は堀尾が濃厚だ。「勝っても負けても、悔いなく自分の力を最大限出したい」と意気込む右腕は「完投して、捕手と抱き合うイメージはできています」とも話した。仲間と共に集大成の一戦に挑む。

校歌を歌い、笑顔で一塁側スタンドへ駆け出す桜丘ナイン=岡崎市民球場で
校歌を歌い、笑顔で一塁側スタンドへ駆け出す桜丘ナイン=岡崎市民球場で
決勝進出を決め、吉見と抱き合う桜丘・堀尾㊨=同
決勝進出を決め、吉見と抱き合う桜丘・堀尾㊨=同

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