豊川中央ボーイズ 全国大会での活躍誓う

　小学生の硬式野球チーム・豊川中央ボーイズが、きょう２日に大阪府で開幕する「リポビタンカップ第50回記念日本少年野球選手権大会」に出場する。県勢では２０１１（平成23）年の岡崎葵以来、９年ぶりの全国制覇を狙う。
　豊川中央は６月に新城有海公園野球場などで開かれた県東支部予選で優勝。初戦と２戦目を大量得点で快勝すると、準決勝では強敵の岡崎葵に２－１で辛勝。決勝では強打を誇る岡崎中央にも４－２で競り勝ち、７年ぶり３度目の夏の選手権大会出場を決めていた。
　チームは走塁に定評があり、少ないチャンスを着実にものにした。キャプテンでエースの重松寿翔君をはじめ、小林優太君、松井熱夢君ら投手陣が豊富だ。
　藤井健太監督は「一戦一勝を目指し全国で頑張ってきます」と話し、重松君も「少ない人数の中、後輩の力も借り優勝することができました。後輩に感謝しつつ全国でも全力を尽くして頑張ってきます」と意気込んでいる。
　大会には全国の各支部から16チームが出場し、トーナメントで頂点を競う。豊川中央はきょう２日午後１時半から、大和郡山市のならっきー球場で松山中央（愛媛）との初戦に挑む。
（由本裕貴）