高校総体3年ぶり男女総合優勝へ 豊川水泳部が活躍誓う

　17日に熊本県で開幕する全国高校総体（インターハイ）水泳競技に出場する豊川高校水泳部が、豊川市役所で山脇実市長を表敬訪問し、３年ぶりの男女総合優勝へ意気込んだ。
　今回インターハイに出場するのは男女合わせて26人。昨年は総合２位だった女子は、同校卒業生で、リオデジャネイロ五輪代表の今井月さんらと出場した土井香凛さん（３年）が主将としてチームを引っ張る。50㍍と１００㍍自由形に挑む土井さんは「全員決勝まで残れるように頑張りたい」と誓った。
　また、昨年総合３位だった男子は、主将の江角真叶さん（３年）が仲間をけん引する。１００㍍と２００㍍のバタフライに出場する江角さんは「大会でいい成績を残すことで熊本のプールに豊川の名を残せるよう頑張りたい」と意気込んだ。
　今期限りで引退を表明し、市長としては最後の激励となった山脇市長は「毎年いい成績を残している豊川高校水泳部を、市としても応援している。日ごろの練習の成果を発揮できるよう頑張ってほしい」とエールを送った。
（由本裕貴）