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豊橋の入文町内会が「入文の不動様」参道を整備

完成した階段で記念撮影する入文町内会の役員の皆さんと加藤棟梁=豊橋市石巻小野田町で
完成した階段で記念撮影する入文町内会の役員の皆さんと加藤棟梁=豊橋市石巻小野田町で
不動明王の石像をまつる祠と入文の滝=同
不動明王の石像をまつる祠と入文の滝=同

 豊橋市石巻小野田町にある「入文(いぶみ)の滝」と、滝の近くにある不動明王の石像がまつられている「入文の不動様」と呼ばれる祠へと続く歩道が危険な状態だったことから、地域の入文町内会が整備を行い、新たに階段を設置した。
 この不動様は毎年3月28日、祭りが開かれており、大勢の地域住民が参拝へ訪れる場所。農道から祠や滝へと続く道が滑りやすく、危険な状況だったため、お年寄りでも安全に参拝してもらおうと階段を設置した。階段の全長は7㍍、高低差は2㍍ほどで、高齢者施設の基準で段差などを決め、手すりも付けた。
 工事は、ながら・加藤建築(同市石巻本町)が担当。難工事だったといい、階段に使うコンクリートを運搬するため、深さが5㍍ほどある谷に足場をかけた。 地域住民によると、江戸時代から不動様があったという言い伝えも残る。入文の滝は落差が10㍍ほどで、地域住民だけでなく、遠方から訪れる人もいる。
 入文町内会の鈴木繁義前会長、岩瀬賢治会長、山本泰裕副会長と、ながら・加藤建築の加藤泰久棟梁がこのほど、現地を訪れ完成した階段を確認した。
 鈴木前会長は「これでお年寄りでも安心してお参りができるようになった。難しい工事を引き受けていただいた、加藤さんに感謝します」と話していた。
(竹下貴信)

 豊橋市石巻小野田町にある「入文(いぶみ)の滝」と、滝の近くにある不動明王の石像がまつられている「入文の不動様」と呼ばれる祠へと続く歩道が危険な状態だったことから、地域の入文町内会が整備を行い、新たに階段を設置した。
 この不動様は毎年3月28日、祭りが開かれており、大勢の地域住民が参拝へ訪れる場所。農道から祠や滝へと続く道が滑りやすく、危険な状況だったため、お年寄りでも安全に参拝してもらおうと階段を設置した。階段の全長は7㍍、高低差は2㍍ほどで、高齢者施設の基準で段差などを決め、手すりも付けた。
 工事は、ながら・加藤建築(同市石巻本町)が担当。難工事だったといい、階段に使うコンクリートを運搬するため、深さが5㍍ほどある谷に足場をかけた。 地域住民によると、江戸時代から不動様があったという言い伝えも残る。入文の滝は落差が10㍍ほどで、地域住民だけでなく、遠方から訪れる人もいる。
 入文町内会の鈴木繁義前会長、岩瀬賢治会長、山本泰裕副会長と、ながら・加藤建築の加藤泰久棟梁がこのほど、現地を訪れ完成した階段を確認した。
 鈴木前会長は「これでお年寄りでも安心してお参りができるようになった。難しい工事を引き受けていただいた、加藤さんに感謝します」と話していた。
(竹下貴信)

完成した階段で記念撮影する入文町内会の役員の皆さんと加藤棟梁=豊橋市石巻小野田町で
完成した階段で記念撮影する入文町内会の役員の皆さんと加藤棟梁=豊橋市石巻小野田町で
不動明王の石像をまつる祠と入文の滝=同
不動明王の石像をまつる祠と入文の滝=同

カテゴリー:社会・経済

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