文字の大きさ

西小坂井駅東西連絡橋 豊川市長へ建設促進を要望

小学生の通学路にもなっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
小学生の通学路にもなっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で

 豊川市伊奈町前山のJR西小坂井駅の東西連絡橋上駅化を目指し、地元住民らで組織された「西小坂井駅東西連絡橋建設促進協議会」(佐藤日出夫会長)が、山脇実市長に建設促進を要望した。
 東側にだけ出入り口がある西小坂井駅付近では、小坂井西小学校に通う児童が危険と隣り合わせ。学校と東海道線を隔てた地区に住む児童は、毎日駅の北約300㍍にある西小坂井踏切を渡って登下校する。住宅地の美園などから、全校児童の約54%にあたる約350人が電車の通過本数が多い朝に登校時間が重なり、車も行き来する中、幅の狭い歩道を歩いている。
 登下校時は交通指導員やスクールガード、教員らが踏切付近に立って安全を確保しているが、父母からは夏休みや冬休み期間中に子どもだけで踏切を通行する危険性を心配する声も寄せられている。連絡橋上駅化が実現できれば、地域住民の利便性向上にもつながる。
 乗降客数や予算に厳しいJR側の事情もある中、まもなく4年目を迎える取り組みで、4月の統一地方選の際には地元選出の市議らが積極的なバックアップを表明したことから、要望は松下広和議長にも同様に行った。
 御津町でもJR愛知御津駅の橋上駅化を目指す住民運動があり、市は新たなロータリー整備などの開発計画を示している。
(由本裕貴)

 豊川市伊奈町前山のJR西小坂井駅の東西連絡橋上駅化を目指し、地元住民らで組織された「西小坂井駅東西連絡橋建設促進協議会」(佐藤日出夫会長)が、山脇実市長に建設促進を要望した。
 東側にだけ出入り口がある西小坂井駅付近では、小坂井西小学校に通う児童が危険と隣り合わせ。学校と東海道線を隔てた地区に住む児童は、毎日駅の北約300㍍にある西小坂井踏切を渡って登下校する。住宅地の美園などから、全校児童の約54%にあたる約350人が電車の通過本数が多い朝に登校時間が重なり、車も行き来する中、幅の狭い歩道を歩いている。
 登下校時は交通指導員やスクールガード、教員らが踏切付近に立って安全を確保しているが、父母からは夏休みや冬休み期間中に子どもだけで踏切を通行する危険性を心配する声も寄せられている。連絡橋上駅化が実現できれば、地域住民の利便性向上にもつながる。
 乗降客数や予算に厳しいJR側の事情もある中、まもなく4年目を迎える取り組みで、4月の統一地方選の際には地元選出の市議らが積極的なバックアップを表明したことから、要望は松下広和議長にも同様に行った。
 御津町でもJR愛知御津駅の橋上駅化を目指す住民運動があり、市は新たなロータリー整備などの開発計画を示している。
(由本裕貴)

小学生の通学路にもなっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で
小学生の通学路にもなっている西小坂井踏切=豊川市小坂井町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

 PR

PR