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とよはし手話フェスティバル

スピーチや手話劇などが行われた手話フェスティバル=あいトピアで
スピーチや手話劇などが行われた手話フェスティバル=あいトピアで

 “手話言語の国際デー”記念イベント「第2回とよはし手話フェスティバル」が11日、豊橋市総合福祉センター「あいトピア」で開かれ、200人を超える来場者でにぎわった。
 豊橋市聴覚障害者協会、豊橋手話通訳学習者の会、県手話通訳問題研究会東三河班、県手話通訳士協会豊橋、豊橋手話サークル(クローバーの会・ピエロの会・竹の子会・南の風)で作る「豊橋手話ネットワーク」の主催、東愛知新聞社など後援。手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう国連が意識を高めるために定めた「手話言語の国際デー」(9月23日)にちなんだイベントで、昨年に続く2回目の開催。手話・聴覚障害者関係団体が一丸となって開くイベントは全国でも珍しいと言う。
 フェスは2部構成で、1部では市内小学生や手話通訳士、聴覚障害当事者によるスピーチをはじめ、愛知大学手話サークルによる手話劇、県立豊橋西高校手話クラブによる手話コーラス、手話サークルピエロの会による「デフリンピック、パラリンピック&オリンピック応援スペシャル」手話パフォーマンスを展開。2部では、約10年前に映画監督・今村彩子さんが豊橋市聴覚障害者協会監事の浅倉基雄さんを撮ったDVDを観賞したほか、2人のトークショーも行われた。
 会場の展示コーナーでは、手話関係団体や聴覚障害関係の福祉施設紹介、手話体験コーナーとして指文字スタンプを押せるブースも設けられ、来場者が立ち寄っていた。
 豊橋市聴覚障害者協会の中谷常也会長は「市民の皆さんに手話が言語であることを知ってもらうことが目的。豊橋では“豊橋市障害者のコミュニケーション手段の利用促進に関する条例”が制定されており、今後“手話言語条例”の採択も目指して活動している。聴覚障害者の情報保障のため、今後も周知活動に取り組みたい。フェスティバルも毎年同じ時期に開いていく」と話していた。
(田中博子)

 “手話言語の国際デー”記念イベント「第2回とよはし手話フェスティバル」が11日、豊橋市総合福祉センター「あいトピア」で開かれ、200人を超える来場者でにぎわった。
 豊橋市聴覚障害者協会、豊橋手話通訳学習者の会、県手話通訳問題研究会東三河班、県手話通訳士協会豊橋、豊橋手話サークル(クローバーの会・ピエロの会・竹の子会・南の風)で作る「豊橋手話ネットワーク」の主催、東愛知新聞社など後援。手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう国連が意識を高めるために定めた「手話言語の国際デー」(9月23日)にちなんだイベントで、昨年に続く2回目の開催。手話・聴覚障害者関係団体が一丸となって開くイベントは全国でも珍しいと言う。
 フェスは2部構成で、1部では市内小学生や手話通訳士、聴覚障害当事者によるスピーチをはじめ、愛知大学手話サークルによる手話劇、県立豊橋西高校手話クラブによる手話コーラス、手話サークルピエロの会による「デフリンピック、パラリンピック&オリンピック応援スペシャル」手話パフォーマンスを展開。2部では、約10年前に映画監督・今村彩子さんが豊橋市聴覚障害者協会監事の浅倉基雄さんを撮ったDVDを観賞したほか、2人のトークショーも行われた。
 会場の展示コーナーでは、手話関係団体や聴覚障害関係の福祉施設紹介、手話体験コーナーとして指文字スタンプを押せるブースも設けられ、来場者が立ち寄っていた。
 豊橋市聴覚障害者協会の中谷常也会長は「市民の皆さんに手話が言語であることを知ってもらうことが目的。豊橋では“豊橋市障害者のコミュニケーション手段の利用促進に関する条例”が制定されており、今後“手話言語条例”の採択も目指して活動している。聴覚障害者の情報保障のため、今後も周知活動に取り組みたい。フェスティバルも毎年同じ時期に開いていく」と話していた。
(田中博子)

スピーチや手話劇などが行われた手話フェスティバル=あいトピアで
スピーチや手話劇などが行われた手話フェスティバル=あいトピアで

カテゴリー:社会・経済

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