豊橋の向弘苑「万燈会」
盆の入りの13日夜、豊橋市向山町の向弘苑(阿邉永晋住職)で、先祖供養の「万燈会(まんどうえ)」が行われた。境内には大小約1000張りの絵灯籠がつるされ、やわなかなともしびの中、多くの人たちが参拝した。
昭和から平成への移行を記念して始めた盂蘭(うら)盆入りの行事で、31回目。絵灯籠をともし、先祖の供養と人々の幸せを祈る法会で、今では盆を彩る豊橋の風物詩にもなっている。
夕闇に包まれた午後7時、火がつけられると、阿弥陀如来などが描かれた絵灯籠が浮かび上がり、幻想的な雰囲気。参拝者が、温かみを感じさせる絵灯籠を見上げていた。
同市のグループ「大崎しおかぜ太鼓」による和太鼓演奏もあり、雰囲気を盛り上げた。阿邉住職は「幽玄の世界に浸っていただいたのでは」と話した。
(中村晋也)
盆の入りの13日夜、豊橋市向山町の向弘苑(阿邉永晋住職)で、先祖供養の「万燈会(まんどうえ)」が行われた。境内には大小約1000張りの絵灯籠がつるされ、やわなかなともしびの中、多くの人たちが参拝した。
昭和から平成への移行を記念して始めた盂蘭(うら)盆入りの行事で、31回目。絵灯籠をともし、先祖の供養と人々の幸せを祈る法会で、今では盆を彩る豊橋の風物詩にもなっている。
夕闇に包まれた午後7時、火がつけられると、阿弥陀如来などが描かれた絵灯籠が浮かび上がり、幻想的な雰囲気。参拝者が、温かみを感じさせる絵灯籠を見上げていた。
同市のグループ「大崎しおかぜ太鼓」による和太鼓演奏もあり、雰囲気を盛り上げた。阿邉住職は「幽玄の世界に浸っていただいたのでは」と話した。
(中村晋也)