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奥三河4首長が新東名開通効果を語る

新東名開通効果などを語る首長たち=新城市商工会館で
新東名開通効果などを語る首長たち=新城市商工会館で

 新城市、設楽町、東栄町、豊根村の奥三河地区の4市町村の首長たちを囲む新春懇談会(奥三河ビジョンフォーラム主催)が7日、新城市商工会館で開かれた。新東名高速道路開通、新城インターチェンジ(IC)開設から間もなく1年を迎えることから4人の首長たちが1年間の現状報告と今後の高速活用策について意見交換した。
 穂積亮次新城市長、横山光明設楽町長、村上孝治東栄町長、伊藤実豊根村長が登壇した。
 穂積市長は設楽原歴史資料館などの施設では入館者増があることや、年間の観光客数が目標数に達したことなどを報告。また「大河ドラマのファンを引きつけるために観光ボランティアガイドの拡充と、新城総合公園を会場にしたスポーツツーリズムを展開していきたい」と語った。
 また、高速道路から一時退出を可能とする「賢い料金」システムの国交省社会実験が、今夏にも新城IC近くの道の駅「もっくる新城」で実施されることを報告。穂積市長は「奥三河の観光情報をさらに発信に努めていきたい」と述べた。
 横山町長は町内2カ所ある道の駅について、新東名開通後は来場者数と売上が減少したことを明かした。「町内に常時滞在できる場所が少ない。南部の国道257号沿いに道の駅と歴史民俗資料館を建設する計画がある。町民とともに新たな観光資源を発掘しなければならない」と語った。
 村上町長は観光体験施設や温泉施設の来場者数が微増となったことを報告。「今後は観光協会も設立させて、老朽化した看板やトイレ施設の改善、着地型観光施設の充実を図っていく」とした。
 伊藤村長は道の駅グリーンポート宮嶋が30万人突破や、茶臼山高原を会場にした三遠南信食の祭典来場者が前年より増えたことを挙げた。「茶臼山高原だけでなくもう一カ所めぐってもらう工夫が必要。食などで地域でも受け皿づくりを行っていきたい」と語った。
(安藤聡)

 新城市、設楽町、東栄町、豊根村の奥三河地区の4市町村の首長たちを囲む新春懇談会(奥三河ビジョンフォーラム主催)が7日、新城市商工会館で開かれた。新東名高速道路開通、新城インターチェンジ(IC)開設から間もなく1年を迎えることから4人の首長たちが1年間の現状報告と今後の高速活用策について意見交換した。
 穂積亮次新城市長、横山光明設楽町長、村上孝治東栄町長、伊藤実豊根村長が登壇した。
 穂積市長は設楽原歴史資料館などの施設では入館者増があることや、年間の観光客数が目標数に達したことなどを報告。また「大河ドラマのファンを引きつけるために観光ボランティアガイドの拡充と、新城総合公園を会場にしたスポーツツーリズムを展開していきたい」と語った。
 また、高速道路から一時退出を可能とする「賢い料金」システムの国交省社会実験が、今夏にも新城IC近くの道の駅「もっくる新城」で実施されることを報告。穂積市長は「奥三河の観光情報をさらに発信に努めていきたい」と述べた。
 横山町長は町内2カ所ある道の駅について、新東名開通後は来場者数と売上が減少したことを明かした。「町内に常時滞在できる場所が少ない。南部の国道257号沿いに道の駅と歴史民俗資料館を建設する計画がある。町民とともに新たな観光資源を発掘しなければならない」と語った。
 村上町長は観光体験施設や温泉施設の来場者数が微増となったことを報告。「今後は観光協会も設立させて、老朽化した看板やトイレ施設の改善、着地型観光施設の充実を図っていく」とした。
 伊藤村長は道の駅グリーンポート宮嶋が30万人突破や、茶臼山高原を会場にした三遠南信食の祭典来場者が前年より増えたことを挙げた。「茶臼山高原だけでなくもう一カ所めぐってもらう工夫が必要。食などで地域でも受け皿づくりを行っていきたい」と語った。
(安藤聡)

新東名開通効果などを語る首長たち=新城市商工会館で
新東名開通効果などを語る首長たち=新城市商工会館で

カテゴリー:政治・行政

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