加藤副知事らが設楽の伊藤さん敬老訪問

　敬老の日（16日）を前に、県の加藤慎也副知事が６日、設楽町で暮らす数え１００歳となる伊藤みつゑさん（99）を訪れ、長寿を祝う記念品を手渡した。
　県が毎年行っている敬老行事の一環で、知事と副知事が数えで１００歳を迎える県内を訪問。東三河では同町が訪問先に選ばれ、伊藤さんが代表に選ばれた。
　同町荒尾の養護老人ホーム宝泉寮には加藤副知事と横山光明町長と共に訪問。県から名古屋友禅額「日の出鶴」と花束、町から敬老祝い金を手渡した。
　加藤副知事が「長寿の秘けつは」と質問すると、伊藤さんは「嫌いなものがなく、何でも食べること」と笑顔で答えた。
　長野県出身で津具地区で暮らしてきた伊藤さんは、現在同施設に入所。津具ではトマトやミョウガを栽培し、無人販売所に出荷していたという。
　町によると町内で今年99歳以上となるのは23人で、１００歳以上は12人という。
（安藤聡）