「豊橋ヤナセ」創業70周年の記念祝賀会

　輸入自動車販売の「豊橋ヤナセ」（豊橋市大村町、野寄誠三社長）は７日夜、創業70周年の記念祝賀会を豊橋駅前のホテルアークリッシュ豊橋で開いた。
　同社は１９４６（昭和21年）年に初代の野寄三郎氏が同市大橋通に創業。自動車解体や中古部品販売を中心に事業を開始。64年にはヤナセと特約販売店契約を締結し、東三河地区での販売を委託される。２００３（平成15）年にはダイムラー・クライスラー日本とメルセデス・ベンツ販売契約を締結するなど、地域の自動車文化発展に貢献してきた。
　この日、三代目の野寄社長は１６０人近く集まった出席者を前にあいさつ。70周年という大きな節目を迎え、百年企業として射程圏内にしたことなどを語り、「ビジネスを続けてこれたのはお客様の夢を乗せる車を販売できている点に尽きる。これからも社員を大切にし、お客様を最優先に考えて、よりよい会社を築いていきたい」と決意を新たにした。
　会では、交通遺児育英会から同社に、修学支援事業の寄付金の感謝状が贈られたほか、永年勤続として社員７人を表彰した。
（千葉敬也）